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おいしい食事を皆様に
スチームコンベクションオーブン活用研修会

「ご高齢者にとって食べることは一番の楽しみなのだから、どこにも負けないおいしい食事を毎日お届けしたい」・・・故中村博彦健祥会グループ創始者の強い思いにより、グループ各施設では食をとても大切にしています。地元の新鮮な旬の食材を使い、栄養価はもちろん、見た目にも美しく、おいしい食事が健祥会グループの自慢です。
そして、もっともっとおいしくとの願いから、厨房の設備機器にも最善を期しており、スチームコンベクションオーブンを導入しています。

スチームコンベクションオーブン(スチコン)とは、蒸気と熱風の対流とを使い分けて調理を行う多機能加熱調理機器です。「焼く」「煮る」「炊く」「炒める」「揚げる」「茹でる」「蒸す」「温める」など、さまざまな調理法が1台ですべてこなせます。熱量が大きいため焼きムラができない、蒸気でコートするので食材の旨味を逃がさない、表面の乾きもなく、煮くずれしにくいなど、さまざまなメリットがあります。昨年度より、スチコンの特性をよく知って使いこなすために、厨房職員に向けた活用研修会を各施設で順次実施しており、新年度の4月、15日から24日にわたって、健祥会リブレ、ふるさと那賀、健祥会バイエルン、健祥会ひまわりの4施設で行われました。
研修会では、四国電力(株)のご協力をいただき、業務用電化厨房体験車「でんのすけ号」でチャーハンや焼きそば、揚げ物などを調理し、使いこなしのポイントやコツを紹介いただきました。できあがった料理をみんなで試食。「からっとサクサクでおいしく揚がっている」「あおり炒めの大切なチャーハンもパラッとふっくら、香ばしく仕上がっている」「外はこんがり、中はジューシー」と、職員たちは改めてスチコンの性能に感心した様子で、明日からの業務に生かそうと、スタッフにあれこれ質問し、活用法を学びました。スチコンを使ってこれまで以上に調理の幅が広がり、よりおいしい食事が利用者様にご提供できることと思います。

[記事公開日]2014/05/01(木)

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