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施設サービス力向上をめざして!
健祥会トゥモローホールで
平成28年度年間取組発表会決勝大会
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楽しさとやりがいを
みんなで共有するために
介護現場の役割は、利用者様一人ひとりの想いをくみとり、生活の質をできるだけ向上させ、生きる喜びを感じていただくこと、そして、お一人ひとりのそれぞれの目標に沿って自立を支援することです。そのために、施設長のリーダーシップのもと、介護職、リハビリ職、管理栄養士、調理員、看護師、医師、歯科衛生士、ケアマネジャー、相談員など、様々な専門職が連携して、日常の生活の中で、施設ごとに、利用者様ごとに、多様な取り組みを行っています。
こうした取り組みを評価することで、介護の楽しさ、やりがい、誇りをグループ内で共有し、相互理解を深めようと、また、何よりも、現場の士気と意欲を高めようと、施設の年間取り組みの発表会を実施しました。このように大規模な開催は初めてで、健祥会グループ本部経営戦略推進部と、施設サービス力向上委員会、給食栄養向上委員会の主催によるものです。
工夫を凝らして
プレゼンテーション
グループ内高齢者施設・障害者施設49施設が、種別ごとのテーマに沿って取り組みをまとめ、事前に行われた5会場での予選会で8施設を選出。4月11日、健祥会トゥモローホールで決勝大会が行われました。
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8施設は、ホールステージで、寸劇を交えたり、音楽や小道具を効果的に利用したりしながら、それぞれに頑張ってきた取り組みを、工夫を凝らしたプレゼンテーションで披露。予選を通過してきただけあって、取り組みの中身がすばらしいだけでなく、わかりやすくまとめられたプレゼンテーション力にも感心しながら、施設職員、本部役職員らが熱心に聞き入りました。
↑老人保健施設 健祥会ヘルス
↑グループホーム 義満
↑ケアハウス 健祥会アムス
↑特別養護老人ホーム 健祥会モルダウ
↑介護老人福祉施設 ふるさと那賀
↑老人保健施設 健祥会ハート
↑特別養護老人ホーム 樫田の里
↑特別養護老人ホーム 緑風会イサベル
表彰式は
新しいステージで感動的に
20分の持ち時間をフルに使って8施設が発表を終えた後、健祥会グループ理事長中村太一、同本部長中村晃子、徳島健祥会福祉専門学校校長武田英二をはじめ、グループ本部の管理職が審査員となって、ステージ上でそれぞれ3個の持ちコインを投票。カウントアップの結果、優勝は特別養護老人ホーム健祥会モルダウ「モーニングケアへの取り組みを通して」、2位はケアハウス健祥会アムス「食の楽しみ〜楽しく食べて、心も体も笑顔で健康に!」、3位は老人保健施設健祥会ハート「あなたの笑顔が見えるまで〜新たな在宅復帰の可能性〜」という結果になりました。
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また、予選会での発表に合わせて、施設ごとに取り組み内容をまとめたポスターを作成しており、決勝会当日、健祥会プレゼンテーション1階に全施設分を掲示しました。発表とは別に、内容をよく伝えているかどうかという視点でポスター審査も行われ、優勝:特別養護老人ホーム 健祥会たんぽぽ、2位:特別養護老人ホーム 樫田の里、3位:特別養護老人ホーム 健祥会ライデンが選ばれました。
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健祥会楽団のメンバーのアンサンブルによるBGMの中、ステージのマルチビジョンを背にした感動的な表彰式で、理事長中村太一より6施設に表彰状と記念品目録が贈られました。
↑優勝:特別養護老人ホーム健祥会モルダウ「モーニングケアへの取り組みを通して」
↑2位:ケアハウス健祥会アムス「食の楽しみ〜楽しく食べて、心も体も笑顔で健康に!」
↑3位:老人保健施設健祥会ハート「あなたの笑顔が見えるまで〜新たな在宅復帰の可能性〜」
↑【ポスター賞】優勝:特別養護老人ホーム 健祥会たんぽぽ
↑【ポスター賞】2位:特別養護老人ホーム 樫田の里
↑【ポスター賞】3位:特別養護老人ホーム 健祥会ライデン
健祥会グループ理事長中村太一講評
「皆さん大変お疲れさまでした。受賞した施設の皆さん、おめでとうございます。決勝に選ばれなかった施設も含め、いい内容の発表ばかりで、グループ全体の成長を感じることができ、大変嬉しく思います。また、私自身大いに勉強させていただきました。これを第一回として毎年開催し、成長の足跡としていければと思います。グループ訓にもコーポレートメッセージにも表現されている通り、大切なのは『意志』『想い』です。この上に依って立ち、できないではなくどうすればできるかを考えた結果が成功につながったことが今日の発表でも示されています。どうか想いを持って挑戦し、そして継続していってください」
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今年のテーマは「5つのゼロと4つの自立支援」
平成29年度の取り組みテーマは、グループが平成23年から掲げ続けている介護の質向上のための指針「5つのゼロと4つの自立支援」です。
5つのゼロとは「おむつゼロ・骨折ゼロ・胃瘻ゼロ・拘束ゼロ・褥瘡ゼロ」
4つの自立支援とは「認知症ケア・看取りケア・リハビリテーション・口腔ケア」。今年、改めてこの原点に立ち還り、全施設で挑んでまいります。
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[記事公開日]2017/04/12(水)