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何より大事な「食と栄養」のために
栄養ケア・マネジメント事例発表会
ご高齢者の生活の中で「食と栄養」は非常に大事な要素であり、各施設では管理栄養士を中心に様々な職種が協働してマネジメントに力を入れています。その取り組みを全施設で共有し、質の向上に役立てるために、栄養ケア・マネジメント事例発表会が開催されました。
高齢者施設を擁する10の地域ごとに選ばれた代表施設が自施設での取り組み事例を発表。口から食べていただく工夫や、低栄養の利用者様の状態を改善できた事例、200日にも及ぶ入所者様の食事観察から得られた成果など、お一人おひとりに寄り添いつつ、気づきやヒントに溢れた事例が健祥会トゥモローホールで発表されました。
審査は、専門学校健祥会学園校長武田英二、健祥会本部経営戦略推進部長柴山義明をはじめ、徳島県にある施設の中から様々な職種を各1名、合計9名が務め、1位に老人保健施設健祥会ハート、2位に特別養護老人ホーム健祥会ハイジ、そして3位は同票で特別養護老人ホーム緑風荘と東京の特別養護老人ホームエリザベート成城が選ばれました。
老人保健施設健祥会ハート
「食事を美味しく食べるために」
特別養護老人ホーム健祥会ハイジ
「食事観察を通して気づけたこと~入所者様の189日間の想い~」
特別養護老人ホーム緑風荘
「経口維持加算への取り組み」
特別養護老人ホームエリザベート成城
「「食べたい」を叶える褥瘡ケア」
コロナ禍で今は中断していますが、全施設参加の料理コンテストも開催するなど、グループをあげて「食と栄養」を特に大切にしています。こうした場が持てるのもグループのスケールメリットのひとつです。得られた学びや気づきを活かして競い合い切磋琢磨し、利用者様の喜びと身体機能の維持向上につながるよう、食事とケアの質をさらに高めてまいります。
[記事公開日]2022/12/14(水)
[最終更新日]2022/12/16(金)