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講演とワークショップで学ぶ
介護ロボット・ICT機器活用

介護現場の人手不足を補うために、介護職員の負担軽減のために、そして、高齢者の自立支援を促し、質の高い介護を実現するために、介護ロボットやICTなどのテクノロジーの活用に期待が寄せられています。この期待を受けて、経済産業省が中心となって民間企業・研究機関での介護ロボットの開発を支援し、厚生労働省が中心となって開発された介護ロボットの実証実験を行うなど、国をあげての取り組みがすすめられています。

こうした開発から普及までの一連の流れを加速するために、厚生労働省の事業として、昨年、全国に11箇所の相談窓口と6箇所のリビングラボが設けられ、相談や実証の支援をすすめる取り組みがスタートしました。「介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム構築事業」です。

徳島県から社会福祉法人健祥会に委託されている、徳島県介護実習・普及センターも、「介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム構築事業」の地域拠点として、各種相談への対応、介護ロボットの体験展示・試用貸出、研修会の開催などの役割を担っています。
その一環として、10月30日(土)健祥会トゥモローホールを会場に、株式会社NTTデータ経営研究所様のご協力により、「介護ロボット・ICT機器活用推進研修会」が開催されました。四国四県の介護事業所・介護施設から、会場受講24名・オンライン受講80名の定員で、講演とグループ演習(会場受講者のみ)が行われました。

プログラム
■事業内容と地域拠点の役割についての紹介
■講演
「実践!介護ロボット導入の9つのステップ」
介護ロボットに期待されるメリットと効果的な導入・活用へのアプローチ
■ワークショップ
グループ演習「現場の課題を見える化する因果関係図づくり」

施設ごとの課題解決のためにどんな機器を選べばいいのか、導入したのち効果的に活用するためには何が必要か、この講演とワークショップでの学びが円滑な導入と活用につながることを期待したいです。

介護のこともヤングケアラー支援も
何でもお気軽にご相談ください

徳島県介護実習・普及センターでは、介護ロボットの導入方法や活用方法に関する相談に対応したり、介護ロボットの試用貸出企業への取り次ぎも行っています。また、県民の皆さんを対象に様々な介護講座を開講していますので、ぜひご活用ください。介護なんでも相談やヤングケアラー支援にも取り組んでいます。お気軽にお問い合わせください。

徳島県介護実習・普及センターのサイトはこちら

[記事公開日]2021/11/04(木)

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