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もしもに正しく備えるために
新型コロナウイルス感染症高齢者施設発生想定訓練
高齢者施設での新型コロナウイルス感染症発生に備える訓練が、徳島県の主催により、特別養護老人ホーム笑顔と専門学校健祥会学園を会場に行われました。徳島県から保健福祉部長寿いきがい課の重田英紀課長はじめ職員の皆さん、徳島保健所職員の皆さんがお越し下さり、看護協会や他法人の施設職員とともに、健祥会グループからは理事長中村太一ら本部役員、施設の感染予防対策やサービス継続に直接かかわる職員が数を限って参加しました。
まずは、徳島県立中央病院救急科部長三村誠二先生から、クラスター発生時の対応について、ご講義をいただきました。その学びを踏まえて、図上実習へ。特別養護老人ホーム笑顔でのクラスター発生を想定し、グループディスカッションにより緻密に対応をシミュレートしました。続いて笑顔へ移動。現場を巡視し、シミュレーションの内容を丁寧に検証しました。
着脱や取り扱いが職員の大きな負担となる防護具についてもお話がありました。感染のホットゾーンとコールドゾーンを明確に区分した上で、防護具を適切に使用し、消毒を徹底することで、職員の負担がいくらか軽減できるとして、保健所の方から安全な着脱の実演もいただきました。
グループとしては、コロナ対策により大人数での参加は控えましたので、それぞれが施設・ステージに持ち帰ってしっかり伝え、どの施設でももしもに備えた対応に万全を尽くしてまいりたいと考えます。学びの機会をいただき、ありがとうございました。
利用者様、ご家族のご理解とご協力、職員の頑張りのおかげで、これまでにグループでは感染ゼロを維持しています。正しい認識の上に、引き続き感染症対策に努めてまいります。
[記事公開日]2020/10/13(火)
[最終更新日]2020/10/14(水)