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38名の新入職員を迎えて辞令交付式

平成があと1ヶ月で終わりを告げようとする2019年4月1日。新年度のスタートに38名の新入職員を迎え、健祥会グループ辞令交付式が行われました。
理事長中村太一から、一人ひとりに辞令書が手渡され、以下の訓辞がありました。

健祥会グループ理事長 中村太一訓辞(要旨)

進化と挑戦を続けるために

人手不足による売り手市場の中、皆さんが健祥会グループを選んでくださったことに感謝します。ほどなく新しい元号が発表されますが、この記念すべき日をともに迎えられることを嬉しく思います。
「福祉は人 人は心」の会是、「心と心」のモットー、「明日を想う」というコーポレートメッセージを掲げて、「サービスの質の追求」「職場での共創」「地域社会への貢献」を不変の行動指針として歩んできた健祥会グループは、40周年を迎えようとしています。
また、グループ5法人のうち、社会福祉法人健祥会と緑風会は、ガバナンスと財務規律の厳格化、そして地域貢献がより強く求められる特定社会福祉法人として、モデル的な組織づくりをめざしているところです。デイサービス事業を四国ではじめてスタートさせた38年前からこれまでずっと、時代に挑戦し先駆的なサービスをつくってきたように、今後も挑戦を続けたいと思っています。我々の仕事は時代に必要とされており、また地方においては地域経済のけん引役として重要な役割を担っています。そうしたグループの方向性を認識し、その一員であるという心構えで今日からの仕事に臨んでください。
また、組織の大きさに甘んじることなく、大きいからこそ進化や挑戦が必要です。皆さんの新しい感覚を組織に注ぎ込んでくださることを期待します。

内定式の折に中村晃子業務執行理事より、皆さんに新聞を読むことを毎日の習慣としてほしいとお願いをしましたが実行できていますか?常に学ぶことを怠らず、情報を持ち、視野を広げ、自分を高めていってください。
福祉の現場にもAIやロボットの導入が進んでいます。これらをどう使いこなし、サービス向上や働き方改革につなげていくか、皆さんの新しい発想で挑んでいってください。そして、私たちの仕事はAIが取って代わることのできない仕事です。技術も大事ですが、感謝を忘れず、優しさ力、人間力をしっかり磨いてください。
皆さんには新人にだけ与えられた「尋ねる」という特権があります。この特権をフルに使ってどんどん教えを請い、自分の力にしてください。訊かれる方も成長し、相乗効果で職場に活気が生まれます。どうか、今の志とモチベーションを持ち続けて、新しい自分・新しい施設・新しいグループの姿を描いていってください。共に頑張りましょう。

新入職員決意表明(抜粋)

「心と心」を理念に掲げる健祥会グループの風土の中で、相手の立場で考え、その思いやニーズに応えていくことは、自らの人間性を高めていくことにほかなりません。それは健祥会グループでしか得られない学びや成長だと思います。
また、健祥会グループが、年齢性別国籍を超えて、すべての人がその能力を発揮できるフェアな環境であることを嬉しく思います。多様性に溢れる組織の中で、どう成長しステップアップしていけるかは、すべて私たち自身のありようにかかっていることを心に刻み、「ありがとう」の言葉を大切にしながら、最善を尽くしてまいります。

新入職員には、社会保障制度の未来を見据え、社会福祉法人としてのあるべき姿を提唱した健祥会グループ創始者中村博彦の最後の著書「新成長産業としての介護」が贈られ、新たな挑戦への新年度がスタートしました。

[記事公開日]2019/04/01(月)

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