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期待と決意を込めて
健祥会グループ平成29年度採用内定式

若者の前途を祝うかのように晴れ渡った秋の日、健祥会グループ平成29年度採用者の内定式が執り行われました。総合職、介護職、事務・経理、管理栄養士、保育士など、グループの未来をともに担う新しい仲間45名を迎え、健祥会グループ理事長中村太一から内定証書が授与され、歓迎の挨拶がありました。


健祥会グループ理事長中村太一挨拶

皆さんが就職という人生における大きな節目に、「健祥会で頑張ろう」と決断して健祥会グループの扉を開いてくださったことに全役職員を代表して心からの感謝の意を表します。
二日前、世界が注視する中、驚きとともに次のアメリカ大統領が決まりました。これまでのグローバル化推進とは一味違った方向へ向かうのかもしれません。

県内企業も今後のアメリカとの関係に戦々恐々としており、介護福祉には影響がないからうらやましいとおっしゃる方もいます。しかし、国の制度はめまぐるしく変わっていますし、我々の世界も大変です。介護福祉は今の日本社会の最重要課題であり、さまざまに注目を浴びています。大変な中にも、ますます素晴らしいサービスを提供し、誰からも認められる健祥会グループであらねばなりません。
健祥会グループの掲げる3つの行動指針、利用者様のニーズに応えるサービス、職環境の充実、地域社会への貢献、これをしっかりつくっていくことが健祥会の、ひいては福祉業界の未来への基盤になると思います。

皆さんに三つお願いがあります。一つは新聞を読むことです。情報を得るならスマホで十分という人もいます。しかし、スマホでは自分の興味の範囲でしか情報を見に行きませんが、新聞では幅広い情報、意図せぬ話題もあちらから飛び込んできます。ネットでは玉石混淆の情報が一律に並びますが、新聞では、記事の大きさ、文字の強弱、何面なのかで、その重要度を知らせてくれます。一紙でいいので新聞を読むことを毎日の習慣とし、ネットやテレビでは得られないような様々な知識や情報を得て、視野を広げてください。
二つ目はグループ訓にも掲げられているように、「問題提起力」を養ってください。もうトップダウンの時代は終わり、組織の大小にかかわらず総力で戦う時代です。ボトムアップでこそ組織力が鍛えられるのです。
三つ目は優しさ力を身につけてほしいということ。私たちはサービス業であり、サービス業の中でも人に近しく接する業種です。介護福祉の知識や技はもちろん大切ですが、人間性を磨くことも大切。優しさ力は職能だと思って、今以上に磨いてください。

4月、さらにレベルアップした皆さんと会えることを楽しみにしています。しっかり受け入れ態勢を整えてお待ちしています。


理事長の言葉を受け、内定者の代表が「少子高齢人口減少社会において介護・医療・保育は最も重要な生活インフラであり、それを担うということの重大さを、ひしひしと感じています。職能においても、また人間としても成長してゆけるよう、毎日を大切に過ごし、入職後は、『福祉は人 人は心』の会是と『明日を想う』というコーポレートメッセージへの理解を深め、利用者の皆様方と地域社会のために、職場の皆様とともに誠実に職務に向き合ってまいります」と決意表明しました。


介護・医療・保育は今、新しい時代に向き合っています。健祥会グループでは、キャリアアップの道筋を整え、どこにも負けない職環境を用意して人財を迎え、ともに切磋琢磨しながら新しい時代を拓いてまいります。

[記事公開日]2016/11/11(金)

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