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人材よ、集まれ!志よ、進化せよ!
歴史の顕彰と思索の庭園「健祥会メモリアル(仮称)」起工式
青嵐会医院の起工式に続いて、隣接地にて、健祥会メモリアル(仮称)の起工式が行われました。
中村博彦理事長挨拶
「早稲田の校歌の中に『集まり散じて人は変われど』というくだりがある。健祥会でも様々な人材が集まり散じていった。その流れの中で、30余年の間、事業を司ってきた中村にとって一番辛いのは、職員が法人やそれぞれの施設の沿革を知らない、勉強しないということだ。
俳優が歴史上の人物を演じるとき、その人物の人となりを必死で学ぶだろう。山本五十六に、織田信長に、平清盛になりきるだろう。同じように、歴史を、沿革を知ってこその施設だ。口を酸っぱくして言っても、勉強不足の者が多い。それが一番辛い。
中村と長い友人関係にある緑風会理事長の西谷功さんが、西谷家の歴史の中で買い集めた庭園の庭木を、健祥会の役に立ててほしいと申し出てくれた。それを機に、思索の庭園を造り、健祥会の歴史、福祉と介護保険の歴史を学べるライブラリーをつくることにした。この場所で、健祥会の未来を担う志をつくる。そんな思いで今日の起工式に臨んでいる。芝田設計事務所さん、姫野組さんのご協力により、西谷さんの志を大切にした庭と建物にしたい。集まり散じてつくられてきた伝統が脈々と受け継がれ、そしてこの施設からさらに発展していけるよう集大成の地にしたい。ここは利を生む施設ではない。それだけに苦悩の中での決心だ。強い思いがなければつくらない。管理職ならなぜを問い、中村の思いに思いを馳せよ。
皆様のご出席に感謝申し上げ、国府の地域の皆様のご協力に心から感謝申し上げる」
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健祥会メモリアル(→Tomorrow house)
〒779-3105 徳島県徳島市国府町東高輪天満 |
[記事公開日]2013/04/28(日)
[最終更新日]2018/12/28(金)