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「みたことのないクリエイティブな!」
そんな園舎が完成しました!
育英認定こども園新園舎落成式

ここから、新しいこと、始まる


徳島市の教育・保育施設再編計画に基づく徳島市立昭和保育所・幼稚園の定員移管、並びに都市計画道路事業による園舎移転の決定によりすすめられていた新園舎の建設が滞りなく終了し、地域の皆様、関係者の方々にご臨席いただき、落成式が執り行われました。
新園舎は現在の園地より350mほど東南の、旧昭和幼稚園跡地・昭和小学校の南側。ダイナミックなスロープが特徴的な建物です。

落成式は3月13日、新園舎の2階、138インチの大きなディスプレイのあるホールで執り行われました。

ご来賓と地域の皆様にホールいっぱいにお集まりいただき、園児が園歌「明日を呼びに行こう」を元気に歌って幕を開けた式典。健祥会グループ理事長 中村太一がご挨拶に立ち、続いてご来賓からの祝辞を頂戴しました。

健祥会グループ理事長 中村太一 挨拶


本日は、大変お忙しい中、ご来賓の皆様をはじめ、地域の皆様、これまで育英福祉会をお支えいただいてきた皆様、本当にたくさんの方々にご臨席を賜り、このように盛大に落成式が行えますことに心より感謝申し上げます。
健祥会グループの福祉事業構想のもとに、1978年6月に社会福祉法人育英福祉会が設立認可を受け、翌年4月、中昭和町で育英保育園がスタートしました。58名の入園児でした。幼稚園に負けない教育保育を理念に掲げるとともに、1981年には、今では当たり前となっている土曜午後の延長保育の導入により、就労家庭の子育て支援を開始しました。2017年には幼保連携型認定こども園へ移行し、46年の歴史の中で本園を巣立って行った子どもたちは1024名に上ります。

このたび、徳島市の都市計画道路事業と教育・保育施設再編計画が進む中でここ昭和幼稚園跡地に定員170名で新たなスタートを切ることになりました。
新築移転にあたっては、地域の皆様から温かく迎えていただき、感謝しかありません。

のちほど、新園舎の紹介をさせていただきますが、一見して分かっていただけるように、ここから子どもたちの未来が大きく花開くようにとの思いを込めて、創造性に満ち溢れた建物としました。あわせて、園のロゴマークを新しく作成しました。設立来大切にしてきた「こころ」と未来を見据えた「デジタル」が、育英の「英」の文字の中にデザインされています。

新しい園舎、新しいロゴとともに、良き伝統を大切に育英の心はそのままに、クリエイティブな環境の中、時代のニーズに応える教育保育を展開してまいります。
また、幼児期から児童期への育ちの連続性を図るためには、隣接する昭和小学校とも繋がりを深め、様々な点で協力し合えればと思っています。
子どもたちの成長の最も重要な時期をお預かりするという責任を強く胸に刻んで、子どもたちの成長と笑顔をエネルギーとして、職員一同、心を一つに頑張ってまいります。
素晴らしい園舎を設計・施工していただきました、ナカノジロウ建築デザイン事務所の中野次郎様、株式会社八千代組 代表取締役 森本則明様をはじめ、工事関係者の皆様、工事中にご協力いただきました近隣の皆様に深く感謝申し上げ、落成式のご挨拶といたします。

徳島県こども未来部部長 臼杵一浩様 ご祝辞(抜粋)


長年にわたり子育て家庭の強い味方として地域に根ざした保育の実践にも尽力くださってきた育英認定こども園が、明るく開放的な新園舎で、これまで以上に子どもたちが安心してのびのびと過ごせる新しい環境のもと新たなスタートをきられますことにお祝いを申し上げます。
少子高齢化・人口減少が進行する中、安心して子育てできる環境づくりは極めて重要です。徳島県では子ども計画を策定し、施策の一つに教育保育の提供体制の充実を掲げ、保育人材の確保や保育の質の向上にしっかり取り組むとともに、保育料無償化の拡大をはじめ、結婚から妊娠出産子育てまで切れ目のない支援のために48億円規模の子育て応援パッケージを構築し、多彩な施策を展開してまいります。
育英認定こども園の皆様におかれましては、すべての子どもが笑顔になれる「こどもまんなかとくしま」の実現に向け、いっそうのご理解とご協力をお願いいたします。

徳島市長遠藤彰良様ご祝辞 徳島市政務監 都築伸也様ご代読(抜粋)


教育・保育施設再編計画による移管と都市計画道路事業による移転について、昭和地区での長年の保育事業の実績により地域の信頼を得ておられる育英認定こども園にご理解とご協力をいただき、この地に新園舎が完成しましたことを心よりお喜び申し上げます。
徳島市におきましても、保育教諭の処遇改善や研修機会の確保などにいっそう注力し、公民の連携を図りながら、質の高い教育保育提供体制の充実に努めてまいります。よりいっそうのお力添えをお願いいたします。
貴園が利用者の皆様だけでなく広く地域の方々に愛され、徳島市の未来を担う子ども達の健やかな育ちを支える施設として大きく発展されますことを祈念いたします。

ご臨席賜った来賓の皆様

徳島県こども未来部部長 臼杵一浩 様
徳島市政務監 都築伸也 様
徳島県議会議員 梶原一哉 様
徳島県こども未来部子育て応援課長 玉岡あき子 様
日本保育協会徳島県支部長 加藤仁 様
徳島市私立認可保育園連盟会長 若松義明 様

来賓のご紹介に続いて、健祥会グループ常務理事 中村晃子が「あたらしい育英」をプレゼンテーションしました。


ホールに備えられた大きなディスプレイに映像を映し出しながら、クリエイティブな環境の中で子どもたちを育てたいとデザインされた園舎の機能と、これから育英がめざす革新的な教育保育のプログラムが紹介されました。ぜひパンフレットをご参照ください。

続いて、ホールとつながる保育室の扉を開け放ち、長年育英で取り組んできた特別教室<体操・英語・サイエンス・茶道>各教室の取り組みが専任講師により紹介されました。講師と子どもたちのあたたかな関わり、楽しそうに繰り広げられる学びの様子に、会場からは感嘆の声や笑顔や拍手が湧き起こりました。




落成式を和やかな中に終え、引き続き内覧会へ。園舎・園庭をご案内し、変わりゆく時代のその先を見据えたクリエイティブな教育保育の始まりをご実感いただきました。
引き続き、14日・15日の両日9:00〜17:00の間、徳島市私立認可保育園連盟園長会の皆様、地域の皆様に向けて内覧会を実施し、ご見学いただきました。

育英認定こども園の新しい出発にお立ち合いくださった皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

[記事公開日]2025/03/24(月)

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