新規オープン 2024年3月21日（木）

中山間部に新たに３つの職員寮

人口減少、生産年齢人口の減少によりどの業界においても人材難が深刻となり、介護業界も慢性的な人材不足です。健祥会グループでも、職環境の充実を図ることで人材確保に努めたり、ICT化で省力化を推進しています。とはいえ、中山間部の施設での採用、および配属には、住まいの確保が必須条件となっており、2021年より、香川県塩江町、徳島県那賀町、徳島県東祖谷に順次寮を整備してきました。
そしてこのほど、それぞれの地域の福祉の拠点である、老人保健施設健祥会シェーンブルン（徳島県三好郡東みよし町）、特別養護老人ホーム健祥会ハイジ（徳島県名東郡佐那河内村）、特別養護老人ホーム健祥会バイエルン（徳島県阿南市那賀川町）に新たに寮の建設を計画、理事長中村太一、常務理事中村晃子が出席して、健祥会ドミトリー三加茂、健祥会ドミトリー佐那河内、健祥会ドミトリー那賀川、3つの起工式が行われました。

総工費のうち、佐那河内・那賀川は令和5年度徳島県地域医療介護総合確保基金より約1/3を交付していただいており、2/3が自己資金です。三加茂は全額自己資金での建設です。

寮の整備により、他地域から赴任してくる職員やこれからやってくるEPA介護福祉士候補者や技能実習生たちに、安心して生活できる環境を提供することができます。人財確保の大きな一助であり、職員への福利厚生ともなります。また、施設に隣接していることから、有事にはすぐに職員が駆けつけることができ、利用者様にとっても大きな安心となります。
快適な住環境で気持ちよく仕事できるよう、完成が待たれます。施工業者の皆様には安心安全の工事で、すばらしい施設を造っていただきますよう、よろしくお願いいたします。