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東祖谷の山里に職員寮!
健祥会清盛・健祥会頼朝で「健祥会サミット」起工式


人口減少・過疎化の進む山間部の介護現場では、人財確保のためには住まいの確保が必須です。健祥会グループでも、高松市塩江町、那賀郡那賀町で相次いで寮の整備をすすめており、この度、三好市東祖谷の健祥会清盛・健祥会頼朝においても2棟目を建設することとなりました。
祖谷の山里にも春の気配が感じられる3月25日。コロナは、第6波がピークを超えた様子とはいえ、まだまだ気を抜けない状況ですから、来賓や地域の方をお招きすることなく、内輪で起工式を執り行い、工事の無事を祈りました。職員寮の名称は「健祥会サミット」です。

式典では、健祥会グループ常務理事中村晃子、施設長近藤俊司、入寮者代表フランシスコ ジェフリー ラウレンテ、施工者である丸浦工業株式会社 代表取締役丸浦誠様が玉串を捧げ、工事の無事を祈りました。
また、入居予定のEPA職員も揃いのトゥモロースカーフを着けて出席しました。

神事の後、健祥会グループ常務理事中村晃子の挨拶に続いて、丸浦工業株式会社代表取締役丸浦誠様からもご挨拶いただきました。

健祥会グループ常務理事中村晃子


健祥会清盛・頼朝がここ東祖谷の地に開設されましたのが1999年12月のことです。この22年の間に驚くほどのスピードで少子化・超高齢化は進んできました。長きにわたりお支えいただいてきた地域の皆様のために、この地で地域のニーズに応えていく、そんな覚悟を決めて今日の起工式に臨んでおります。
山間部での福祉施設運営には、人財の確保と定着がもっとも大きな課題です。現在43名の施設職員の約半数が、地元東祖谷以外の職員です。この割合は今後も増えていくでしょうし、また、介護現場になくてはならない戦力となった外国人財のためにも、施設近隣での住まいの確保は必須です。現在の寮、1棟では足りず、悩んだ末にもう1棟の建設を決断しました。
新しい寮は人財確保の一助となるでしょうし、利用者様にとっては有事の安心にもつながります。微々たるものとはいえ、東祖谷の人口増と活性化にも貢献できるかと思います。
寮の名称となった「サミット」は頂点という意味です。介護・福祉のトップをめざすという思いとともに、山間部の施設の職員が健祥会グループでの中心的役割を担っていってほしいという期待も込めて、「健祥会サミット」と命名しました。
施工は丸浦工業さん、健祥会としてはじめてのご縁です。安全な工事で、いい建物をつくっていただけますようお願いいたします。

丸浦工業株式会社代表取締役丸浦誠様


かつて、弊社の創業者である祖父が祖谷街道の工事をさせていただいた歴史を思いながら、車を走らせてまいりました。以前と比べるとずいぶん道も良くなり、また少子高齢化しているとはいえ、清盛・頼朝、ふたつの立派な施設の存在は、東祖谷の地域の皆様にとって心強いことと思います。
寮の建設を通して、健祥会様の地域貢献の片隅を担わせていただけることに感謝しつつ、工事を安全にすすめ、無事に完了させてまいります。


健祥会サミットは、木造(2×4工法)2階建/延床面積160.16㎡/1階2階それぞれにキッチンとバス・トイレ、居室が各5室です。
丸浦工業様には、先頃、那賀町にて緑風会とのご縁をいただき、今回、健祥会とも初のご縁です。安全第一でどうぞよろしくお願いいたします。

[記事公開日]2022/03/25(金)
[最終更新日]2022/03/26(土)

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