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地震発生!利用者様を守って迅速的確に避難 グループホーム慎太郎、デイサービスセンター海援隊

日頃の訓練の成果を発揮!

2月6日午前10時25分ごろ、徳島県南部で発生した地震(マグニチュード5.0)により、牟岐町で震度5強を観測したほか、海陽町で震度5弱、阿南市と那賀、美波両町、高知県で震度4の揺れがありました。
健祥会グループの施設の中で、震源地に近いグループホーム慎太郎、デイサービスセンター海援隊では、もしもの津波に備え、即時避難を開始。職員14名が、 入居者様17名デイサービス利用者様14名、合計31名を、公用車3台と職員の自家用車6台を使って近くの高台(ポンカン山)へ避難誘導しました。昼間で あったこと、勤務体制がよかったことなどが幸いし、避難はスムーズで、厨房職もガスの元栓を閉め、消灯するなど、冷静な対応ができました。まさに日頃の訓 練の成果です。

全員避難完了後、津波の心配がないことを確認し、施設へ戻り、余震に備えて当日の入浴サービスは中止にしました。

10:25 地震発生
10:26 避難開始
10:32 1台目ポンカン山到着
10:36 9台目到着、避難完了
10:55 施設帰着

毎月、慎太郎では津波避難訓練を実施しており、この度の地震でも、揺れと同時に津波が来るとの想定のもとに行動したものです。訓練とは違う緊張感の中で現実的な対応ができました。

牟岐町や海陽町で、窓ガラスにひびが入ったり、石垣が崩れたりしましたが、幸い、津波は観測されず、人的被害の報告もありませんでした。しかし、油断することなく、いつおこるかわからない南海トラフ巨大大地震に対して、すべての施設で備えに万全を期してまいります。

■高知新聞(2015/02/07掲載)

[記事公開日]2015/02/12(木)

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