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礼儀と感謝を永遠に
こまつしま健祥会認定こども園創立10周年
昨年10月25日、創立10周年を迎えたこまつしま健祥会認定こども園で、小松島市長をはじめとするご来賓の皆様、保護者の皆様をお迎えし、10周年を祝う記念式典が開催されました。
会場には園の10年の歩みをなぞった映像が流され、皆でなつかしく見入ったのち、社会福祉法人健祥会 理事長 中村太一が、ご挨拶を申し上げました。
「2007年4月に小松島市からの移管を受け、翌2008年10月、人としての基礎がつくられる乳幼児期に最高の教育・保育を提供したいという健祥会グループ創始者中村博彦の熱い想いを隅々にまで体現した新しい園舎とプログラムで、こまつしま健祥会保育園としてスタート。その後2016年、こまつしま健祥会認定こども園となり、多くの皆様からご協力・ご支援をいただきながら、創立10周年を迎えました。改めまして皆様方に心から御礼申し上げます。
10年前、少子化が加速する中で園をお引き受けするのは、大きな勇気と決断でしたが、今、映像の中にたくさんの笑顔を見ながら、そして在園児たちの輝く眼差しを見ながら、お引き受けしてよかったと実感しています。
創立に際して、創始者中村博彦が教育保育への思いをしたためたペーパーを改めて読んでまいりました。礼儀と感謝、二宮金次郎の三徳、就学前教育、芝生の園庭、なにもかもそのとおり進めてきた10年でした。本日は次の10年のスタートです。ご意見ご指導賜りながら、もっともっと進化してまいります」
地域の皆様、特別教室の講師の方々、歴代後援会長様らたくさんのご来賓を代表して小松島市 濱田保徳市長が、「こまつしま健祥会認定こども園が、礼儀と感謝の体得、そして英語や音楽、体操教室など、豊かな教育を実践してくだっていることに大変感謝しています。保育料の無償化も実現の運びとなり、子育てしやすい社会になってきていると思いますが、小松島市としてもさらにしっかり子育てを応援してまいります」とご祝辞をくださいました。
続いて4歳児5歳児が、「礼儀と感謝の心、二宮金次郎さんの心をこれからも大切にしてゆきます」と感謝の言葉を斉唱し、二宮金次郎の歌を元気に歌い、式典は幕を閉じました。
式典の後に催された記念コンサート。園歌や可愛い振り付けによる園児たちの歌、小松島中学校マンドリンクラブの皆様の涼やかな音色の演奏、音楽教室講師高橋久美子先生とフルート奏者香川雅代様によるピアノとフルートの美しい二重奏など、列席者みんなで心豊かなひとときを楽しみました。マンドリンの曲では、園児たちが歌をくちずさみ、お遊戯室にあたたかな気配に包まれました。
教育・保育をめぐる制度や社会情勢は大きく変わっていますが、何がどう変わろうと、当園をはじめグループ4園はいつの日も、設立以来の理念を大切に守り続け、子どもたちの未来につながる教育・保育、時代と地域のニーズに添った保育サービスをお届けしてまいります。地域の皆様とともに子どもたちが夢を育みながら成長していける地域づくりにも努めてまいりたいと考えます。
10年の節目にあたり、皆様への感謝を胸に刻みつつ、今後も変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
[記事公開日]2019/01/26(土)
[最終更新日]2019/02/02(土)