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エコの町上勝で
子どもたちとともにエコバッグづくり
利用者様が講師となって
特別養護老人ホーム健祥会ピーター、ケアハウス鳩の家、養護老人ホーム健祥会エジンバラが立地する上勝町は、「ゼロ・ウェイスト宣言」を掲げて徹底的な分別とごみ減らしに取り組み、環境先進地域として全国に知られる町です。
町をあげて環境意識の高い上勝町には、「ゴミを出さない売り方」にこだわり、パスタや調味料、お菓子などの食品から、シャンプー類にいたるまですべてを量り売りという独特のスタイルで営業する上勝百貨店(一般社団法人 地職住推進機構)があります。健祥会ピーターに併設された健祥会デイサービスセンター上勝の利用者も、上勝百貨店によく買い物に訪れています。
デイでは、上勝百貨店からご提案いただき、アクティビティのひとつとしてエコバック作りに取り組んでおり、月100個ほどつくるバックは、お店でレジ袋代わりに使わっていただいています。
ごみゼロの日の5月30日、このすてきなバックの作り方を子どもたちにも覚えてもらおうと、小中連携響きあいプロジェクトの活動の一環として上勝小学校でエコバック作り会が催されました。当日、デイの利用者であり、健祥会エジンバラ入所者様であるお二人が講師として参加、デイサービスの職員も同行してお手伝いさせていただきました。
お二人は教室を回りながら、上勝小学校・中学校の児童・生徒に文字通り手取り足取りの指導。新聞紙を丁寧に折りたたんでかたちを整え、手提げひもをしっかり丈夫に作って、それぞれのエコバックができあがりました。子どもたちは立派に完成したバッグに満足そう。お二人も子どもたちと触れ合って笑顔の時間を過ごすとともに、地域の中で役割を果たすことに大きな喜びを感じたようでした。エコの町・上勝らしい楽しい取り組みに参加させていただき、ありがとうございました。
徳島新聞に掲載されました
[記事公開日]2014/06/01(日)