2025年本部仕事始め式
「利用者様第一」「園児第一」「学生第一」を掲げて
2025年を迎え、健祥会グループ本部で仕事始め式が行われました。式典冒頭、「舞踏会-健祥会のうた-」の斉唱と行動指針の唱和に続いて、全施設に向けて年頭所感を語った理事長からのビデオメッセージが流されました。
続いて、仕事始めにあたって、健祥会グループ理事長中村太一と常務理事中村晃子からの挨拶がありました。
健祥会グループ理事長中村太一挨拶(抜粋・要約)
昨年12月、中国で開催されたゲートボールのアジア選手権に健祥会チームを率いて日本代表として出場しました。コロナでの中断もあり6年ぶりの大会でしたが、大方の予想通り中国チームの圧勝でした。打法、技術、道具、選手の若さ、すべてにおいて他国を上回っており、当然の結果でした。
正月休みに4日間、中国仕様のスティックで練習しましたが、40年の間に頭と体に染み付いた固定概念と癖はおいそれとは変えられないことを痛感しました。
15年前、当時日本最強であった健祥会チームが世界選手権で予選落ちし、強い中国式を取り入れようとして1か月で断念したことが思い出されました。そんなことしなくても日本では勝てるという、今思えば逃げの気持ちでした。
しかし、数年前に中国式に変えた二人の選手は、今やチームを引っ張る存在へと成長しています。あのとき諦めなかったらと悔いても15年の時は戻ってきません。
取り入れるべきを取り入れ、変えるべきを変えていかねば遅れをとる…仕事も人生も同じです。もし自分にできなければできる人材をつくる。ゲートボールに関しては小中学生を中国打法で育てる必要を感じています。
健祥会も変えるべきを変え、進化しなければなりません。「利用者様第一」「園児第一」「学生第一」を掲げる2025年、「こころ」×「digital」で進化を続けましょう。常に利用者様目線に立ち、健祥会がこの街にあってよかったと思っていただけるように、人と時代が求めるサービスをカタチにしてまいりましょう。
常務理事中村晃子 挨拶(抜粋・要約)
早いものでコロナの国内感染の始まりから丸5年、5類移行になってこの春で2年になります。経済活動も人々の暮らしもコロナ前に戻ったかのようですが、医療・介護・教育保育の現場を預かるものとして、気を緩めることなく、危機感を持って対応してくださっていることに感謝します。
経済は活性化してきましたが、私たちの業界を取り巻く環境は厳しさを増しています。超高齢化社会において医療・介護は成長産業であるにも関わらず、人手不足産業でもあるというギャップを前に、やるべきことは、サービスの質を担保して生産性の向上を図ること。今年はそのための具体的な仕組みづくりへと踏み込んでいきたいと思っています。
すべての職員が仕事へのやりがいや愛着を持てる組織でありたいと願っています。施設職員のやりがいは利用者様の役に立てているという実感ですが、利用者様との直接の接点のない本部職員は、組織の仕組みづくりのスクラップアンドビルドに携わることにやりがいを感じてほしいです。
改革のスピードを上げ、具体的な大きな一歩をつくっていくために、本年もどうぞよろしくお願いします。
[記事公開日]2025/01/10(金)
[最終更新日]2025/01/14(火)