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医療と歯科のよき連携のために
施設で徳島大学医学部の社会医学実習


徳島大学医学部3年生の学生さんが社会医学実習で健祥会グループの施設を訪れました。


グループの連携先のひとつである早雲歯科医院のアテンドのよるもので、昨年に引き続き2回目。今年は、国府町の特別養護老人ホーム笑顔、グループホーム元気、むくの木クリニックの3施設で、入所者様の口腔ケアおよび治療の実際を見学しました。

虫歯や歯周病などは予防できる病気であり、お口の健康と体の健康は密接に関わっています。適切なケアにより口腔機能を良好に維持することで、歯周病を予防し、高齢者に多い誤嚥性肺炎など病気のリスクも低下させられることから、訪問歯科の重要性も広く認識されるようになりました。

早雲医院の歯科衛生士による口腔ケア、院長による入れ歯の調整などを間近で見学しながら、院長の説明に熱心に聞き入る学生さんたち。座学としては学んでいても、高齢者への訪問歯科の現場はとても勉強になったとのことです。

服薬や手術と歯科治療の関係など、医科と歯科の連携は非常に重要ですから、こうして医療を担う方々に高齢者の口腔ケアの現場を知っていただくのは意義のあることです。

健祥会グループでは、グループ内の歯科衛生士が全施設を巡回して日常のケアを行うほか、連携歯科医院が治療のため定期訪問してくれています。全身の健康はお口の健康から。入所様のQOL向上のためにも、歯科医院の協力を仰ぎながら、引き続き口腔ケアにしっかり取り組んでまいります。

[記事公開日]2024/11/08(金)
[最終更新日]2024/11/12(火)

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