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佐那河内に職員寮完成
満面の笑顔で入寮式


佐那河内村の特別養護老人ホーム健祥会ハイジに、職員寮「健祥会ドミトリー佐那河内」が完成し、入寮式が行われました。
台風の近づく中、あいにくの空模様でしたが、EPA介護福祉士候補者 ヌル アダウィヤー ハシブアン、技能実習生 サリ ラーマニアも交えてテープカットし、落成・入寮を祝いました。

健祥会グループ理事長中村太一挨拶


新しい寮の完成、そして職員の皆さんと久しぶりに顔をあわせることができたこと、今日は二重の喜びです。
ハイジといえば一番印象深く覚えていることがあります。27年か28年前、ぜひ村に高齢者施設をつくってほしいと、当時の佐那河内村長と村議会議員のみなさんが揃って川島の健祥会本部へお越しになりました。村長とすべての村議さんが、です。その熱に打たれて、当時の理事長中村博彦が決断し、この健祥会ハイジが誕生しました。以来地域に支えられ、多くの方に利用いただいていますことを嬉しく思います。
利用者様がたくさんいらっしゃったあの時代から、少子化人口減少という流れの中で、経営にも心を砕く時代となりました。職員確保も一苦労で、今や、EPA人財や技能実習生など外国人財に支えられて施設が成り立っている状況です。そんな中、彼らが安心して生活できる寮が不可欠であることから、再び、私も決断をしました。人財確保のためであるとともに、施設の近くで住まいし有事にはすぐに駆け付けることができる態勢は、利用者様の大きな安心となります。
今、社会保障にとっても困難な時代ではありますが、何としても地域の期待に応え続けられるよう、ICT化をすすめつつ質の高いサービスを構築してまいります。職員の頑張りに期待しますとともに、建築にあたってくださった姫野組住宅センター様に心より感謝申し上げます。


理事長・施設長の挨拶に続き、ヌル アダウィヤー ハシブアンから、「理事長はじめ職員の皆さんのおかげですばらしい職員寮に住むことができます。心から感謝します。ここは安心して快適に過ごすことのできる大切な場所、本当に嬉しいです。ここで新しい生活をスタートさせ、勉強に仕事にさらに頑張りたいと思います」と挨拶がありました。

健祥会ドミトリー佐那河内は、木造2階建/延床面積197.49㎡、1階2階それぞれにキッチンとバス・トイレ、各階に個室が5室設けられています。明るくて機能的、美しい寮に職員たちは笑顔いっぱい。快適な住環境の中、仕事も勉強も頑張って介護福祉士や特定技能の取得をめざせますよう、しっかりサポートしてまいります。利用者様、家族様、地域の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

[記事公開日]2024/09/02(月)

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