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世田谷区長に要望書を提出


世田谷区内特別養護老人ホーム施設長会会長として

東京都世田谷区の特別養護老人ホームエリザベート成城では、施設長 藤井義文が2021年4月から世田谷区内特別養護老人ホーム施設長会の会長を務めています。

東京都世田谷区といえば、保坂展人区長の強いご意志のもと、新型コロナウイルス感染症対策に力を注いでおり、4月には全国でいち早く特養施設への集団接種がはじまりました。エリザベート成城ではそのトップを切って接種していただいています。この区長の英断が全国へ波及し、特養優先接種の流れがつくられたものです。

現在、3度目の緊急事態宣言下にあって、感染予防対策の続行・強化、陽性者の発生によるサービスの縮小や 利用控えなどにより、区内の多くの施設で収支の悪化が懸念されていることから、施設長会では特養施設優先接種への謝意を改めて伝えるとともに、施設において対策を継続するにあたっての要望をまとめ、区に提出しました。

<要望の内容>

●昨年度に引き続き収支が悪化する中で、 面会時等感染予防対策、衛生物品購入、クラスター発生に備えた人員の確保などの費用負担増が経営悪化に拍車をかけることが危惧されます。介護サービスの質、特養の持つ福祉機能の維持のために、財政的支援をお願いいたします。

●東京都の 「令和3年度高齢者施設における新型コロナウイルス感染症対策強化事業」における対象経費が 「PCR等検査費用」に限定されたましたが、対象の拡大、加えて額の拡充を東京都に対して要望していただくようお願いいたします。

区長はとても真摯に受け止めてくださり、東京都23区特別区長会に諮り、都に要望をあげていくと、力強いお言葉をいただきました。区民の皆様に質の高い福祉·介護サービスを提供するために、どうぞよろしくお願いいたします。

[記事公開日]2021/06/11(金)
[最終更新日]2021/07/07(水)

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