健祥会グループ

理事長
NAKAMURA TAICHI
中村太一
「こころ」×「digital」で進化を続ける
「利用者様・園児・学生」第一を掲げて
感染症にも自然災害にも
常に緊張感を持って

コロナが5類感染症となり、時を経るにつれ、世の中の暮らしぶりはすっかりコロナ前に戻ったかのようですが、私たち医療福祉の現場では気の抜けない毎日が続いています。職員には世間と職場との狭間で苦労をかけていますが、コロナでの経験により素晴らしい対応力を身につけて頑張ってくれており、頼もしい限りです。そして、無事に1年を終えることができたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
もちろん備えが大事なのは感染症ばかりではありません。昨年の今日、まったく危険がアナウンスされていなかった能登半島で起こった大きな地震は、常にあらゆるリスクに備えなければならないことを改めて思い知らされました。
感染症にも自然災害にも引き続き緊張感を持って、利用者様・園児・学生に真摯に向き合ってまいります。

職員はサービス向上を
法人はハードの充実を

本年度は「利用者様第一」「園児第一」「学生第一」を掲げて、サービスの質の向上、利用者様満足の向上に努めてまいっております。毎年恒例の取り組み発表会の予選大会では、各施設と職員それぞれが日々の業務の中でしっかりと取り組んでくれたことがわかり、大変嬉しく、3月の決勝大会を楽しみにしているところです。
また、法人としてもハード面の充実を図ってきました。今年度は7施設で外壁および屋根の補修・塗り替えを実施しており、利用者様にも地域の皆様にも喜んでいただけるよう、順次美しく生まれ変わっています。
同様に、古くなった公用車の買い替えをすすめており、同車種のワンボックスカーを新車で十数台、軽自動車の新古車もたくさん購入しました。すべて白いボディに揃え、明日の木が描かれた真新しい車が地域を走ることになります。利用者様の送迎を安全で快適にするだけでなく、職員にとっても、人事異動で施設が変わった場合でも、慣れた車種で安心の送迎ができることと思います。

健祥会品質が
東京で高い評価

昨年は、40周年の軽費老人ホーム健祥会ヴィラから、5周年の介護老人保健施設センターヴィレッジまで、12施設が周年を迎えました。職員と利用者様の健康を見守ってくれるむくの木クリニックも、開院10周年でした。
12月1日には東京世田谷の特別養護老人ホームエリザベート成城・都市型軽費老人ホーム緑風が10周年を迎え、私も記念式典に出向いて共に祝いました。10年来、多くの人財を行き来させグループあげて取り組んだ結果、エリザベート成城では今では東京の人財が施設長となり、世田谷区内特別養護老人ホーム施設長会で重要な役割を担ったり、東京23区でたった1施設、ユニットリーダーの実地研修施設に指定されるなど、大きな成長を遂げ、健祥会品質が高く評価されています。開所以来の10年選手が現在17名もおり、記念式典当日、今度は私たちが頑張って東京での評価を高めることでお世話になった徳島に恩返しをしたいと語ってくれました。
さらに、ひとりのユニットリーダーから手紙をもらいました。なんと「舞踏会-健祥会のうた-」が大好きで、ユニットで流してみんなが口ずさんでいるというのです。しかもこの曲を知らない職員が増えてきて残念だとの言葉。遠く離れた東京の施設で愛され歌われているということに大変感激しました。
リスクを承知の東京進出でしたが、開所してよかったと心から嬉しく思うとともに、携わってくれたすべての職員に感謝を伝えたいと思います。

原点の育英から
ふたたびあらたな挑戦を

今年4月、1979年に健祥会グループが初めて取り組んだ保育事業が大きな節目を迎えます。グループの原点である育英保育園、現在の育英認定こども園が同じ徳島市昭和地区に新築移転するのです。46年慣れ親しんだ園舎に別れを告げるのは寂しいですが、大切に育んできた「育英の心」はそのままに、新園舎で、新しい時代のニーズに応える教育保育を果敢に展開してまいりたいと思います。

職員のために、利用者様、
園児、学生のために

働く人にとっても組織にとっても一番望ましいのは、仕事への熱意と組織への愛着をもって仕事ができること、つまり、人と仕事、人と職場のよき「エンゲージメント」です。これを実現させるために職員の中に発足した「エンゲージメントコミッティ」から、職場における生産性の向上と各人のスキルと仕事満足度の向上などの視点に立った有意義な提言を受けとりました。働きやすく、働きたいと思える職場であることが何より大切、そしてそれこそが、「利用者様第一」「園児第一」「学生第一」へのモチベーションです。忙しい中でまとめてくれた提言に真摯に向き合い、よき「エンゲージメント」を実現し、「利用者様第一」「園児第一」「学生第一」を追求し続けます。

私たちはいつの日も、「こころ」×「digital」で進化を続けます。健祥会がこの街にあってよかったと思っていただけるように、人と時代が求めるサービスをカタチにしてまいります。本年も変わらぬご厚誼を賜りますよう、どうかよろしくお願いいたします。
2025/01/01

原点に立ち、
不変の行動指針を掲げて

一. 私は利用者ニーズに応えます
一.私は上司・部下・同僚に応えます
一.私は地域社会に応えます

一. 私は園児・保護者の想いに応えます
一.私は上司・部下・同僚に応えます
一.私は地域社会に応えます
一. 私は学生の未来に応えます
一.私は上司・部下・同僚に応えます
一.私は地域社会に応えます

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