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健祥会本部長、パネリストとして登壇
「高齢社会をよくする女性の会全国大会inとくしま」

評論家の樋口恵子さんが理事長を務める NPO法人高齢社会をよくする女性の会 の第36回全国大会が、9月2〜3日の日程で徳島市において開催されました。

「高齢者が頑張る!輝くまちづくり」とテーマを掲げ、会場となったアスティとくしまには全国から約2,700人のみなさんが参加。「徳島発!だれもが輝く世界を築く!」とタイトルしたシンポジウムに始まり、「介護と福祉」「終活」「地方創生(まちづくり)」「男女共同参画」「健康」の5つのテーマの分科会から、記念講演まで、様々な視点から学びの時をもちました。

健祥会グループ職員も男女問わず多数が参加するとともに、本部長中村晃子が1日目の第5分科会でパネリストを務めました。

 

 

食べて、動いて、美しく老いる

本部長は「1世紀を越えて生きよう」と題して、健祥会グループの施設入所・入居者様の中に、100歳以上の方が74名いらっしゃること(女性70名男性4名・最高齢105歳)、そのうち徳島県内53名の方にアンケートを実施し、「元気で長生き」の秘訣を探ったことを紹介。食事・運動・社会性・習慣などに学ぶべき点が多く、明るく優しく、ポジティブな性格であるという共通点が見出されたことなどをお話ししました。また、スライドに登場くださった100歳の利用者様が会場にお越し下さり、元気な笑顔でしっかりとインタビューにも答えてくださいました。

徳島県栄養士会会長 高橋保子さんは栄養学の観点から、筋肉や骨が衰えないように年を重ねるためのバランスのよい食事と、適度な運動、睡眠、社会活動の大切さを。舞踏家・元宝塚女優の瀬戸内美八さんからは、今日が一番若いと思って、毎日エネルギッシュに生きて、大勢で好きなものをおしゃべりしながらお腹いっぱい食べる喜びを。理学療法の第一人者 徳島県理学療法士会会長の鶯春夫さんからは、元気で長生きするために、生活の中に簡単な運動を習慣にし、友人をたくさん持ち、楽しみをつくり、出かけてゆくことへの心がけを、お話いただきました。

それぞれの専門分野での視点に立ったお話でしたが、不思議なことに、結論は同じ。しっかり食べて、運動して、よく笑い、よくしゃべり、社会と関わり続けていくことこそが、美しく自立して長生きする秘訣であることが示されました。

各分野のエキスパートがパネリストを務めるとあって、第5分科会は立ち見がでるほどの大盛況。中身の充実はもとより、思いがけない歌や楽しいジョークも飛び出し、心にあたたかなものが灯るすばらしいひとときとなりました。

徳島での大会らしく、人形浄瑠璃や藍染ファッションショーなども披露され、全国各地から訪れたみなさんによいお土産になったことと思います。

すばらしい大会に参加させていただきましたことを、実行委員会の皆様、関係諸氏に感謝申し上げます。

[記事公開日]2017/09/03(日)

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