「とくしまビジネスリスキリングスクール」で語る
健祥会グループのめざすWell-beingとは
徳島大学「人と地域共創センター」が地域人材育成をめざして開設する「とくしまビジネスリスキリングスクール」のエンゲージメントマネジメント講座の第4回目[ウェルビーイング経営と企業の成長]が9月13日に開講され、健祥会グループ常務理事中村晃子が講師としてお招きいただき、「健祥会グループにおけるWell-beingウェルビーイング」と題してお話をさせていただきました。
Well-being(ウェルビーイング)とは、Well(よい)とBeing(状態)が組み合わせた言葉。身体的、精神的、社会的に満たされた状態を表現しています。
講義ではまず、健祥会グループの概要と医療・福祉をとりまく現状と課題を紹介した上で、以下の内容をお話しました。
「超少子高齢社会を支えるためには医療福祉人財こそが貴重であるからこそ、グループでは、持続可能な職環境のもとそれぞれのキャリア形成ができるよう、職場と職員のエンゲージメントを高め、ウェルビーイングの実現をめざしている。持続可能なキャリア形成を実現するためのキーワードは『ダイバーシティ』と『フレキシブル』『ヘルス&アクティブ』である」として、それぞれの観点からの取組事例を紹介しました。
さらに、「その先にある『幸せに働く』ためのアプローチとして、グループにはこの春、エンゲージメントコミッティという組織横断の新しい場が設けられた。『エンゲージメント』の言葉を『所属する組織における自身の仕事への熱意と、自発的に貢献しようとする意欲を持っている状態』と定義し、どうすれば仕事へのモチベーションを高め、やりがいを感じながら働けるのか、どうすれば人生を豊かにできるのか、そのために個人と組織に何が求められるのか・・・これらを具体的かつ実践的に考えていきたい。そのために始動させたのがエンゲージメントコミッティであり、職員のウェルビーイングを高めていくための新たな取り組みのはじまりである」と語りました。
講義に続くグループディスカッションの後には多くの質問をいただき、嬉しい手応えを感じました。お話した内容が、少しでも各企業のウェルビーイング経営に役立ちますように。
[記事公開日]2024/09/27(金)