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育英と青嵐、ふたつの認定こども園スタート 健祥会グループ4園で入園式
健祥会グループ4園の中の育英保育園、青嵐保育園が、子ども・子育て支援新制度による幼保連携型認定こども園へ移行し、4月1日、育英認定こども園、青嵐認定こども園となり、4月4日青嵐、5日育英で、移行セレモニーと入園式が行われました。
風船に夢を乗せて大空へ
5日、育英認定こども園で入園式に先駆けて、移行セレモニーが行われました。
園舎玄関で、来賓の方々の見守る中、健祥会グループ理事長中村太一、同本部長中村晃子らと園長、園児代表の手で新しい銘板が除幕され、続いてオープンを祝して、園児・保護者・職員の手から、色とりどりの風船が明日への夢を乗せて、大空へ放たれました。
認定こども園では、3~5歳児は保護者の就労を条件とせずに利用することができ、教育と保育を一体的に受けられることになります。平成29年度、育英認定こども園には、教育標準時間認定(1号認定)の3歳~5歳児5名と、従来の保育認定の0歳から5歳児15名、合計20名の新入園児を迎えます。
20名のお友だちを迎えて、入園式
セレモニーに続き、2階のお遊戯室で、昭和公民館松岡勤館長、サイエンス教室安野卓専任講師、体操教室岡村邦子専任講師のご列席のもと、入園式が行われました。入園児一人ひとりが紹介された後、中村太一理事長が挨拶に立ちました。
健祥会グループ理事長 中村太一 挨拶
「認定こども園としてのスタートにあたり、関係各位のご支援ご協力に心より感謝申し上げます。また、保護者の皆様には当園をお選びくださりありがとうございます。
健祥会グループ初の保育園として1979年に開所した育英保育園は、入園児20名の皆さんを迎え、認定こども園へと生まれ変わりました。今日は園にとっても皆さんにとっても記念すべき日です。当園では38年前の設立当初から、「幼稚園に負けない就学前教育の実践」を理念として掲げ、しつけ、情操教育はもちろん、英語教室、サイエンス教室、体操教室、茶道教室などを提供し、豊かで強い心とからだを育てる教育を実践してまいっております。 少子・高齢化と人口減少がすすむ中、次代を担う子ども一人ひとりの育ちを社会全体で応援するため、子ども・子育て支援新制度が施行され、子育てにかかる経済的負担の軽減や待機児童解消など、安心して子育てができる環境整備が推進されつつあります。
認定こども園では、3~5歳児は保護者の就労を条件とせずに利用することができ、園として教育と保育を一体的に提供することになります。しかし、この「教育」にあたる部分は、健祥会が38年前から先駆的に実践してきたことであり、認定こども園になったからといって、教育・保育内容に変わりはありません。設立の理念を胸に、子どもたちの明日を想い、質の高い就学前教育と保護者の多様なニーズに応える保育サービスの提供に一層努めてまいりたいと考えます。
子どもたちの人生のいちばん大切な時期を預かる者として、保育・教育に携わる私たちは、その資質が今まで以上に大きく問われています。健祥会グループでは働きやすい職環境とキャリアアップの道筋を整え、質の高い人財の確保に努めるとともに、研修制度を充実させ、教育者としての人格の陶冶と専門性の向上を図ってまいっております。
子どもたちの成長と笑顔を私たちの明日へのエネルギーとして、職員一同心を一つに、優しさ力を最大限に発揮して頑張ってまいります。どうぞ安心してお子様を毎日笑顔で園へと送り出してください」
続いて、新しい友だちの仲間入りをお祝いして、最年長となった5歳児金次郎組の園児たちが元気いっぱいのメッセージや二宮金次郎の歌や手遊び、園歌「あしたを呼びに行こう」を披露。明るい歌声がお遊戯室に響き渡りました。
親子で読んでほしい「二宮金次郎」
4日5日の両日、徳島市のとくしま健祥会保育園、小松島市のこまつしま健祥会認定こども園でも入園式が行われ、4園合わせて95名の園児が仲間入りしました。理事長からのプレゼントとして入園児たちに贈られたのは「二宮金次郎」の絵本。保護者の皆さんにも、お子さんとともに、二宮金次郎が教える三徳「孝・勤勉・学問」の心に改めて向き合っていただきたいと思います。
子どもたちのよき育ちには、ご家庭と園、地域の皆様方と園との協調が不可欠です。ご家庭においては「礼儀と感謝」「しつけ」「食育」という園の取り組みをご理解の上、後押ししていただけますよう、また地域の皆様には「社会で子育て」という側面をあたたかくご支援いただけますよう、心よりお願い申し上げます。
[記事公開日]2017/04/05(水)