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健祥会初!天然芝のゲートボール場&クラブハウス起工式
全国大会で闘うためのホームグラウンドとして
ゲートボールは健祥会の会技です。職員の必修とするほか、水明荘ゲートボール部(水明荘チーム、健祥会吉野川レディース、緑風会チーム)などのゲートボールチームがあります。健祥会人はゲートボールを通して「心」と「技」、「礼儀」と「感謝」をつくり、地域との絆を育んでいます。また、徳島健祥会福祉専門学校においては、ゲートボール特待生制度を設け、全国大会を狙えるチームづくりをすすめています。
全国大会は天然芝のコートで行われますが、健祥会グループのゲートボール場はいずれも人工芝や土のコートであるため、このほど、全国大会仕様の天然芝のコートをつくることになりました。ナイター設備も整え、クラブハウスも備えて、全国で闘うためのホームグラウンドとして活用します。この夏には青々とした芝の上練習が可能、全国大会めざしてチームのメンバーは張り切っています!
ゲートボールは、介護予防の点からも、三世代をつなぐコミュニケーションスポーツとしても、高齢社会における普遍のスポーツです。とりわけ医療・介護職にとっては、ゲートボールで得られるものが職業人としての成長の大きな糧となっています。2025年には3人に1人、2060年には2.5人に1人が65歳以上の高齢者という超高齢時代にあって、三世代が共に楽しめるゲートボールを21世紀の国民スポーツとするために、その魅力をさらにしっかりと発信していこうと考えます。
ゲートボールを健祥会の「会技」として33年
特別養護老人ホーム水明荘を開所した1980(昭和55)年4月1日。その年の9月25日に健祥会はゲートボールと出会い、10月1日、会技とし、11月5日には水明荘ではじめてのゲートボール大会を開催しました。そして水明荘チームは4年後「おはようゲートボール杯」で優勝するまでになりました。
以来33年、ゲートボールは健祥会と地域の高齢者とのご縁を生みながら、またゲートボールをとおして「高齢青年づくり」を実践しながら、健祥会のヒット商品となり、二人三脚でともに歩んで、今があります。
施設対抗の職員ゲートボール大会を毎年開催するほか、徳島オープン、東四国オープンなどの大会を主催して地域にそのすばらしさを発信しています。徳島健祥会福祉専門学校では、全学生にゲートボール3級審判員資格を取得させて現場へと送り出しています。職員によるゲートボールチーム「健祥会チーム」「水明荘チーム」は日本のゲートボールシーンを牽引し、中村博彦理事長は国会議員唯一の現役プレーヤーとして「水明荘チーム」を率いて、2011(平成23)年の第13回全国社会人ゲートボール大会で全国制覇を遂げました。また昨年は、緑風会チームが第14回全国社会人ゲートボール大会で全国制覇を果たしています。
[記事公開日]2013/04/20(土)