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5年ぶりに理事長もスティックを握って! 第34回徳島オープンゲートボール選手権大会開催

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青空に真っ白なうろこ雲が広がり、秋らしい晴天に恵まれた9月12日、健祥会カップ争奪第34回徳島オープンゲートボール選手権大会が阿波市土成町 緑の丘スポーツ公園で開催されました。四国四県ならびに兵庫県から合計64チーム・384名、最年少5歳から最高齢92歳まで、文字通り三世代が集い、技 とチームワークを競いました。


大会長・健祥会グループ理事長 中村太一 挨拶

大会長中村太一本大会34回目の今年は、ゲートボール関係者にとって記念すべき年です。第70回国民体育大会「2015紀の国わかやま国 体」で、これまで「オープン競技」だったゲートボールが正式の「公開競技」となったのです。徳島県からも四国予選を勝ち抜いた男女2チームが参加し、競技 の魅力をアピールしてくれました。
亡き健祥会グループ創始者中村博彦が「ゲートボールを国体種目へ」との悲願を掲げ、国会議員で構成されたゲートボール振興議員連盟の事務局長として必死で 運動してきたその成果がやっと実ったといえます。ゲートボール発祥の地・北海道選出議員として、当時、議連の会長を務めてくださっていた町村信孝先生も今 年急逝されましたが、ゲートボールが参加する国体を見て欲しかったなあと、嬉しさと同時にお二人の不在を寂しく思います。
人口減少がすすみ、あらゆるスポーツにおいて競技人口が減っています。ゲートボールも然りですが、3世代が集い、頭も体も使うスポーツとしてもっと普及し てほしいものです。つい先ごろも関東・東北豪雨で大きな被害が出ましたが、自然災害が頻発するたび、地域の助け合いの大切さを実感させられます。ゲート ボールを通して、それぞれの地域の助け合いの心、連帯の心を育んでいけたらなあとの期待を込めて、競技人口増を願って止みません。
昨年の大会は大雨の中、準決勝以降の試合が中止となり、抽選で優勝を決定しましたが、今年は良いコンディションの中で、ゲームを楽しみ、そして精一杯競い合ってほしいと思います。
お忙しい中駆けつけてくださった地元阿波市の野崎市長、ご参集くださった64チームの選手の皆様、労を執ってくださる審判員の皆様に感謝を申し上げ、ご挨拶といたします。頑張ってください。

野崎阿波市長から
ゲートボールへ大きなエール

野崎市長ご来賓としてお越し下さった野崎國勝阿波市長からは、「阿波市では今年、高齢化率が31%を超えました。全国に10年先駆 けて高齢化が進んでいます。超高齢社会を安心の社会とするために行政も知恵を絞って頑張っていますが、やはり、一人ひとりの健康を守れるかどうかは個人の 意識と行動に帰すると思います。老いも若きも簡単に取り組め、身体も心も活性化してくれるゲートボールで、健康寿命を伸ばしていきたいものです。友人やご 近所に呼びかけ、もっと仲間をふやしながら、健康で長生きをめざしましょう。今日はどうか笑顔で頑張ってください」と大きなエールを贈っていただきまし た。


試 合では、青空と9月の涼風に誘われて、理事長中村太一が健祥会トゥモローチームに加わり、5年ぶりにスティックを握りました。理事長は、かつて健祥会チー ムを率いて史上初のグランドスラムを成し遂げた強者。2010年の第10回世界選手権上海大会以来の参戦でしたが、長いブランクを感じさせないボールさば きで2試合を戦い、チームを勝利に導きました。上海大会は日本ゲートボール連合の理事として創始者も参加した思い出深い大会です。
日程の都合で2試合のみの出場でしたが「久しぶりで本当に楽しかった。こんなにおもしろいスポーツをもっともっと多くの人に楽しんでほしい」と笑顔でコメントしました。


※結果
成績
優勝 水明荘A(吉野川市)
準優勝 小松島A(小松島市)
第3位 希望(香川県) 小松島B(小松島市)
優秀チーム賞 綾川体協(香川県) 新田(板野郡)
健祥会トゥモロー
(吉野川市)
小松島C(小松島市)
うだつ(美馬市) 星友(香川県)
大林第二(小松島市) わかば(香川県)
コスモス(兵庫県) 田野B(小松島市)
関川(愛媛県) 徳島川内(徳島市)
小松島Cチーム(小松島市) 那賀川チーム(阿南市)
高齢青年チーム賞 共愛チーム(阿波市)    平均年齢83.4歳
個人賞
最優秀選手賞 櫻井祥子(水明荘Aチーム)
最優秀主将賞 中西広大(水明荘Aチーム)
敢闘賞 丸野颯太(小松島Aチーム)

※敬称略

 

予選リーグと決勝トーナメント戦を勝ち抜いて64チームの頂点に立ったのは、水明荘Aチーム(吉野川市)です。また、高齢者の 皆さんがいつまでも健康で意欲を持って社会に関わり続けることを願って贈られる「高齢青年チーム賞」は、昨年に続き、平均年齢83.4歳の共愛チーム(阿 波市)に贈られました。
入賞チームの皆様、個人賞を受けられた皆様、おめでとうございます。ご参加くださった皆様方、「礼儀」と「感謝」の競い合い、本当にありがとうございました。審判の皆様にも心よりお礼申し上げます。
20年後には3人に1人、30年後には2.5人に1人が65歳以上の高齢者という超高齢時代を私たちは歩んでいかねばなりません。三世代が共に楽しめるゲートボールに徳島創生への思いを託し、健祥会はその魅力を発信し続けてまいります。


優勝 水明荘Aチーム(吉野川市)

優勝 水明荘Aチーム(吉野川市)


高齢青年チーム賞 共愛チーム(阿波市)

高齢青年チーム賞 共愛チーム(阿波市)


*お知らせ
9月26日27日、熊本市・熊本県民総合運動公園で行われる第17回全国社会人ゲートボール大会に「水明荘チーム」「健祥会トゥモローチーム」「緑風会チーム」が参加します。ご声援よろしくお願いします。

[記事公開日]2015/09/14(月)

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