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地域の皆様にありがとう!
特別養護老人ホーム健祥会たんぽぽ開所20周年
東みよし町の特別養護老人ホーム健祥会たんぽぽが開所20周年を迎えました。
晴れわたる青空に山々の緑が目にも鮮やかな三加茂の里、健祥会たんぽぽのピロティに、たくさんの利用者様、ご家族、地域の皆様にお越しいただき、20周年の記念式典が行われました。ご来賓として、東みよし町長 川原義朗様、東みよし町議会議長 安藤孝明様、地域の松浦明様、田口哲様がご出席くださいました。
「いつの日 かえる地 安心空間つくります」
本部長中村晃子挨拶
特別養護老人ホーム 健祥会たんぽぽは20年前、1997年、三好の中心であるここ、三加茂に、社会福祉法人健祥会2番目の特養として誕生しました。地域の皆様には土地探しから大変お世話になり、本当にたくさんの方々のお力添えとご協力でできあがった施設です。翌年には老人保健施設 健祥会シェーンブルン、2004年にはケアハウス マリア・テレジアが開所。3つの種別の施設が揃い、地域福祉の核となるべく頑張ってまいりました。
そして2008年にはたんぽぽに40床を増床。「頑張って頑張って日本の高度成長をつくってくださった団塊の世代が、その闘いを終え、職場から、東京から、大阪から、この三加茂の里に帰ってきたとき、ゆとりと安らぎそして癒しのある空間で、ゆったりやさしい時間を過ごしていただきたい」という健祥会グループ創始者中村博彦の想いを大切に受け継いで、今日の日を迎えました。
健祥会にとって特別な想いのこもった三加茂で、あたたかく見守り、時には叱咤激励をくださり、お育ていただいてきましたことに心より感謝申し上げます。
どこにも負けないサービス、地域貢献、働きがいのある職環境、3つの目標を掲げて、皆様のご期待とご支援に応える施設づくりをしてまいりますことを20年目の節目にお誓い申し上げます。
東みよし町長 川原義朗様ご祝辞
日頃よりの地域福祉へのご尽力にお礼申し上げます。20年の間には様々なご労苦があったことでしょうが、常に未来に向かって果敢な事業展開をされていることに敬意を表します。
東みよし町では現在高齢化率が約32%。まだまだ高齢化が進む一方で人口は減少し、やがて50%になると推計されています。これに伴い、高齢者福祉事業所へのニーズも期待もいっそう高まります。法改正などにより、行政も事業者も厳しい運営を強いられますが、手を携えて、地域福祉の充実を図ってまいりたいと考えます。健祥会の皆様にますますのご協力ご尽力をお願いし、お祝いのご挨拶といたします。
来賓紹介に続いて記念表彰が行われ、開所から長年お支えくださっている地域の方、通所利用者様、ボランティアの方、永年勤続の職員らに感謝状と記念の似顔絵が贈られました。本部長、施設長、開所当時の施設長をはじめ職員たちが「たんぽぽの歌」を歌ってセレモニーの幕を閉じました。
美しい花々に囲まれて
第14回あじさい祭り開催
式典に続いて、健祥会たんぽぽ恒例のあじさい祭りが開催されました。あじさい祭りは三加茂あじさい会様のご協力を得て毎年この時期に実施しているもので、今年は14回目。ステージと会場の各テーブルには、色とりどりみずみずしいあじさいが飾られ、利用者様やご家族の目を楽しませてくれています。
会場にはちらし寿司、冷やし素麺、おでん、揚げたこ、フライドポテト、お団子、ジュース、アイスクリームなどの模擬店が並び、まずは、EPA介護福祉士候補者のウィボウォのリードで口腔体操を実施して、お祭りがスタートしました。ステージでは、地域の皆様による獅子舞、フラダンス、阿波踊りなどの出し物が披露され、地域の子どもたちも集まってくれて、皆で談笑しながら和やかな時間が流れました。入所者様も田んぼを吹き渡る心地よい風に吹かれながら、屋外での食事やご家族とのひとときを楽しんでくださいました。
フィナーレには、風船を青空へ放ち、地域と共に幸せな明日をつくっていこうという想いを新たにしました。
20年のお支えに感謝、ご参加くださった皆様に感謝申し上げつつ、21年目を歩み始める健祥会たんぽぽをどうぞよろしくお願い申し上げます。
[記事公開日]2017/06/17(土)
[最終更新日]2018/11/07(水)