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ベトナム社会主義共和国特命全権大使
ドアン・スアン・フン氏
健祥会へ
インドネシア、フィリピンに次いで、EPAが発効したベトナム。来年6月には看護師・介護福祉士候補者が来日し、健祥会にもアジアの仲間が増えます。
そのベトナムから、駐日ベトナム社会主義共和国特命全権大使ドアン・スアン・フン氏が2月24日(日)〜25日(月)の日程で健祥会グループを訪れてくださいました。
24日は、特別養護老人ホーム健祥会モルダウ、ケアハウス健祥会リバティを訪問。インドネシア及びフィリピンの介護福祉士及び候補者の勤務の様子を視察し、激励くださるとともに、入所者・利用者の皆さんとも親しく言葉を交わされました。ASEANの隣人である大使の訪問に、インドネシア及びフィリピンの人材たちはとても嬉しそうでした。
優しいフン大使は子どもたちに大人気! |
25日は「3・4・5歳児を鍛え、強い日本人をつくる」と掲げる健祥会の先進的就学前教育を視察するために、とくしま健祥会保育園へ。子どもたちが「シンチャオ」の挨拶で大使をお出迎えしました。園では、中村理事長の志のシンボルである椋の木と里山見学ののち、英語のレッスンの様子を参観していただいたり、茶室「心庵」では子どもたちのもてなしで薄茶を召し上がっていただきました。フレンドリーな笑顔のお客様に子どもたちも楽しそうな様子で、国歌や二宮金次郎の唄の披露にも力が入りました。
インドネシア及びフィリピンの介護福祉士及び候補者との懇談会では、大使からの仕事や生活についての質問に、「エンジョイ!」「ノープロブレム!」と笑顔の返事。こちらからは来日予定のEPA人材の日本語の勉強の様子を質問したり、桜や阿波踊りが話題になったり、終始なごやかに時間が過ぎました。大使もベトナムからの人材の送り出しに、安心感をもってくださった様子でした。
成長著しいベトナムはTPP加盟国でもあり、また同じ仏教国として、日本とのより密なパートナーシップが期待される国です。「アジアはひとつ」を実践する健祥会も、隣人として友人として交流を深め、絆を結んでいきたいと考えます。
[記事公開日]2013/02/25(月)
[最終更新日]2020/08/31(月)