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先輩からの熱いエールに涙! 涙!
EPA介護福祉士候補者国家試験激励会
介護福祉士国家試験が翌日に迫った1月28日、健祥会グループ恒例の外国人介護福祉士候補者の激励会が開催されました。
今年受験するのは3年の就労期間を終えはじめて受験するもの34名、再挑戦するもの4名、合わせて38名。インドネシア人22名・フィリピン人10名・ベトナム人6名です。
激励会は、健祥会本部の健祥会トゥモローホールで。関西・東京の施設を結び、14名がリモート参加です。38名の受験者全員が呼名され、健祥会グループ常務理事 中村晃子から激励の言葉が贈られました。
健祥会グループ常務理事 中村晃子 激励の言葉
2008年のEPA制度スタート時からこれまでに、健祥会グループでは481名の人財を迎え入れてきました。現在259名が在籍しており、人数だけでなく、国家試験の合格率でも全国のトップレベルを維持し続けています。激励会は、今年で12回目、38名の皆さんが受験します。
慣れない地での生活、コロナと闘いながらの仕事、そして勉強、本当に大変な苦労の中で努力を積み重ねてきたことと思います。これまで努力してきたことに自信を持って明日の試験に臨んでください。
コロナによって介護の仕事に従事する専門職は、社会になくてはならないエッセンシャルワーカーとして認識されるようになりました。エッセンシャルワーカーの集合体である健祥会グループでは、皆さんができるだけ長く働ける環境、キャリアアップできる仕組みを整えてきました。昨今の物価高騰と円安は、私たち日本人以上に皆さんの生活に影響をもたらしていることでしょうが、グループでは、今年度、2回のベースアップを実施、これをひとつの励みとして気持ちをいっそう高め、まずは介護福祉士に合格し、さらにその先の高みをめざして、グループを引っ張るリーダーに成長していってほしいと強く熱く思っています。
明日試験に臨むにあたって、大切なのは最後まで諦めない心を持つことです。昨年、サッカーワールドカップ2022で話題になった三笘選手の1ミリを思い浮かべてください。最後まで諦めずにボールを追いかけたことがスペインを破る大金星につながりました。皆さんにとっては、1点が勝負を分けます。自分を信じて、諦めない心で最後まで力を出し切り、必ず合格を勝ち取ってきてください。皆さんを頼りにしている施設の利用者様、施設長をはじめ職場の同僚たち、母国の家族、友人、そして日本のお父さんとして皆さんの心の支えになってくれた受験指導の西岡先生。多くの人が応援しています。みんなが良いお知らせを心から待っています。
介護福祉士という資格はプロの証。この資格を取ることが皆さんにとって本当のスタートです。合格を心から願っています。頑張ってください。
力のこもったエールは一期生の先輩から
続いて受験者の代表が、「理事長はじめ皆様の温かいご支援とご協力に心より御礼を申し上げます。また、12月1月の2カ月間、合宿に快く送りだしてくださった施設の皆様に心より感謝申し上げます。皆様の思いやりに支えられ、試験勉強に専念することができました。ご支援くださった皆様の期待に応えられるよう、全員合格をめざして力を尽くしてまいります」と決意表明。常務理事から合格祈願グッズが贈られました。
先輩を代表して、激励の言葉は特別養護老人ホーム水明荘、EPA一期生、管理職のワヒューディンから。
「明日の準備は99%整いました。あとは、皆さんのやる気、元気のスイッチを押して臨めば100%!完璧だと思います。
夢を思い出してください。日本で仕事ができたら、お金を貯めて自分の親にプレゼントをしたい、日本で結婚して日本で子育てしたい、などいろいろあると思います。その夢を叶えるための鍵は明日の介護福祉士国家試験に合格することです。
私たちを日本に送り出してくれた母国の家族。健祥会で家族のように優しく応援してくれる施設のみんな、一番心配してくれている施設長、2ヶ月間明日ために一生懸命教えてくれた先生たち。外国人の難しい名前を一生懸命覚えてくれる利用者様…みんなの想いと期待を胸に、すべて出し切って必ず合格しましょう!」と、候補者の涙を誘うほどの熱い熱い激励の言葉が贈られました。
最後に「今から皆さんの元気のスイッチを一緒に押します!」と心の底からの頑張ろうコールを三唱。元気のスイッチをオンにした38名は、各地の試験会場へ向けて出発しました。
発表は3月24日。「全員合格」の朗報が届きますように!
[記事公開日]2023/01/31(火)
[最終更新日]2023/02/04(土)