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認知症サポーター養成 「優秀キャラバン・メイト」表彰受ける

健祥会グループから
「ゴールド」1名、「シルバー」2名、「ブロンズ」9名

認知症高齢者の危険運転による交通事故が多発した昨年、地域に暮らす私たち一人ひとりが、当事者として認知症に向き合わねばならないことを実感させられた年でもありました。
健祥会グループでは、認知症への理解促進を図るための徳島県の取り組みに足並みを合わせ、2014年より「認知症サポーター」養成講座を施設内外で実施。健祥会主催の講座で、2014年3,113名、2015年2,003名、2016年には2,289名のサポーターを養成しています。
徳島県は講師として多くのサポーターを養成した「優秀キャラバンメイト」の表彰と一定人数のサポーターを擁する事業所の登録を毎年行っており、このほど県庁にて、2015年10月~2016年9月までの間の実績に対して「優秀キャラバンメイト」表彰と「認知症サポーター養成協力事業所」登録証交付が行われました。

健祥会グループからは、3年間で3,200名あまりのサポーターを養成したグループ本部施設刷新・戦略部長 柴山義明が、徳島県で初めての「ゴールドキャラバンメイト」として表彰されたほか、「シルバーキャラバンメイト」2名、「ブロンズキャラバンメイト」9名、合計12名が表彰を受け、代表して柴山義明が飯泉嘉門知事から表彰状をいただきました。
また「認知症サポーター養成協力事業所」には、昨年度までにグループの県内事業所のすべてが認定登録されており、44施設が「ゴールド事業所」(講師を務めることのできるキャラバンメイトがいる事業所)に、認定こども園・保育園4園が「ブロンズ事業所」(サポーターが10人以上いる事業所)になっています。


誰もが当事者になりうる認知症
みんなで支え合うために

認知症になっても安心して暮らせるまちづくりをめざして始まった「認知症サポーターキャラバン」事業(厚生労働省)。この事業もスタートから年を重ね、市民の間で認知症への理解も進んできました。 高齢化の進展に伴い、認知症患者は増え続けています。2012年の時点で全国に約462万人だった認知症患者は、2025年には700万人(65歳以上の4人に1人)を超えると推計されており、認知症への対応が、社会の明日の安心を大きく左右するといっても過言ではありません。健祥会グループでは、つながり合い、支え合う安心の地域づくりめざして、今後もできるだけ講座開催の機会を設けて認知症への理解促進に努めるとともに、数多くの介護現場のデータに最先端の知見をプラスして認知症介護のスタンダードの構築をすすめてまいります。


徳島新聞に掲載されました
県内認知症サポーター養成に尽力 講師37人に表彰状 │ 徳島新聞
https://www.kenshokai.group/press/media/article/2017/170113.html

[記事公開日]2017/01/13(金)

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