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4年ぶり開催のとくしまマラソン2023
「車いすロードレース」と「給水所」をサポート
県民あげての「おもてなし」により、多くの人から愛される大会へと成長を遂げ、徳島の春の風物詩となった「とくしまマラソン」が、コロナ禍による中断を経て、4年ぶりに開催されました。通算13回目となる「とくしまマラソン2023」。46都道府県から6,044人が参加しました。
健祥会グループでは、2016年の第9回大会より毎年、職員有志がボランティアとして六条大橋北詰の第4給水所を担当しています。さらに今大会では、初めて競技用車いすによる「車いすロードレース」が設けられたことから、福祉職としてレースのサポートにも協力しました。
お天気に恵まれた3月19日、「車いすロードレース」がトップを切って午前8時50分スタート。徳島県庁前国道(国道55号かちどき橋南詰)から吉野川大橋北詰までの3.5kmのコースに、8人の車いすランナーが挑戦しました。
三輪の車体を操り、滑るように大地を疾走する姿は迫力いっぱい。沿道の声援を浴びながら力強く3.5kmを駆け抜けました。
健祥会グループのボランティアスタッフはサポート車を4台出して車いすやランナーの移送を担当。また、スタート会場とフィニッシュ地点でもランナーを、約30名の職員がサポートしました。初めての「車いすロードレース」を事故なく無事に終えることでき、ほんとうに安堵しました。
フルマラソンは午前9時にスタート、42.195kmのコースの前半、17km付近の第4給水所で、50名の職員が塩と水、スポーツドリンク、バナナのサービスを担当しました。ゲストとして招かれていた、東京オリンピックマラソン6位入賞の大迫傑さんが、飛び入りでいっしょに給水サービスを手伝ってくださり、ランナーへの大きな励ましになりました。
沿道には大勢の人が出て賑やかに応援を繰り広げ、徳島に心弾む春を連れてきてくれたかのようでした。7時間の競技時間内の完走者は5,634人(男子4,638人、女子996人)、完走率は93・2%でした。ランナーの皆様お疲れ様でした。地域の皆様、大会関係者の皆様、ありがとうございました。
地域への感謝の気持ちと、徳島を盛り上げたいとの想いで、サポートをはじめて5回目、コロナ禍を経て感動ひとしおの大会でした。
[記事公開日]2023/03/22(水)