平成30年4月に老人保健施設の管理者の任を受け、5年目を迎えています。
着任した年は介護保険制度改定の節目の年で、在宅復帰施設としてこれまで以上に、役割と方向性が明確化され、在宅復帰・在宅療養支援機能を評価する10項目ができたのもこの年でした。
4年前は在宅事業所がなく、入所から在宅へとサービスを繋げていくできなかったため、令和元年8月に訪問リハビリテーションを移し、令和3年4月には居宅介護支援事業所、同年12月には通所リハビリテーションが併設事業所に加わり、入所から在宅支援までを一手に担える、担っていく施設として令和4年4月を迎えています。
在宅復帰と自立支援を目的に取り組んできたこれまでの4年間とは違い、在宅事業所の機能を活かした施設運営も考えていく必要がありますが、それには入退所における在宅事業所間との連携が不可欠です。利用者様やご家族の意向を尊重した復帰先やサービスに取り組んでいくためにも、入所と在宅の両事業所の舵を取りながら、「ウェルに入所して元気になった」「在宅生活も安心」と思っていただける唯一無二の施設を目指していきたいと思います。
令和4年4月1日
老人保健施設健祥会ウェル
管理者 藤丸 和幸