健祥会グループには、歩行浴ができる施設が多くあります。
歩行浴を利用者様に指導している職員を対象とした研修を実施しました。
研修会場の吉野川リハビリセンターには、通所リハビリテーションのほかに
健康増進施設「インディペンデント吉野川」もあります。
20mのプールで毎日、通所リハビリテーションの利用者様や
地域支援事業や健康寿命88歳教室を利用している地域の方が
歩行浴で健康づくりに励んでいます。
<座学>
〇水の特徴
浮力-足・腰など関節にかかる体重は半分以下になる
抵抗-陸上の10倍以上の力がかかり筋力向上に、動く速さに応じた負荷のため
無理なく運動ができる
水圧-末梢の血液を楽に送り返すことができ、心拍数が減少し、息切れなく運動ができる
水温-血液循環・新陳代謝が活発になる、免疫力向上も期待できる
(吉リハプール水温:32度)
〇歩行浴の効果的なすすめ方
〇運動の流れ
<実技>
〇通所リハビリテーション・歩行浴
軽度片麻痺で、陸上での歩行は後方重心になる方に、歩行浴で重心移動の訓練を行っています。
陸上でのリハビリテーションでも重心を意識しながら実施しています。
また、在宅生活で安全に快適に、目的を持った生活が出来るようリハビリテーションプログラムを立案していることも伝えました。
〇健康寿命88歳教室・歩行浴
60歳代~90歳代。50分間の歩行浴。
前向き歩行・後ろ向き歩行・横向き歩行→準備体操→膝上げ歩行(前向き・後ろ向き)→股関節回旋歩行(前向き・後ろ向き)→斜め歩行→大股歩行→横クロス歩行→かかと上げ運動→かかと上げ歩行→つま先上げ運動→つま先上げ歩行→スクワット・・・・
見ているだけでも、ハードな運動を皆さん楽しそうにそして真剣に取り組んでいます。
各施設で取り入れたい運動もみつかったようです。
歩行浴を通して、健康で元気な身体づくりを行っていきましょう!