うららかな春を迎えています。
新しいこの一年は、健祥会たんぽぽにとって、25年という歴史を刻む記念の年でもあります。
たんぽぽの花は綿毛を飛ばし、風にのって町に幸せを運ぶ・・・、開所日には施設内にそんな詩が掲示されていて、地域に根を張る施設となるよう名付けられた「健祥会たんぽぽ」であることを知りました。
25年という長い月日が経ちましたが、介護の原点は変わりません。
福祉や介護の仕事はサービスを提供する私たちが「どう考えるか」ではなく、利用者様やご家族が、「どのような生活や人生を望み、実現したいか」にあります。利用者様、一人ひとりに活き活きと生活してほしいのです。
職員には利用者様を大切に思う気持ち、思いやる気持ちが大切であることを伝えています。
そして、職員自身にも「あなたらしく」あってほしいと思っています。
それを管理職が部署を超えて支える仕組みも導入します。
「明るく楽しくやる気の出る職場づくり」で人財育成、職場環境をつくるようにと法人からも激励を受けました。
あとは、一歩一歩、前にすすんでいくしかありません。この一年をつなぐ一年としたいと思っています。
ご家族の皆様、地域の皆様のご協力も必要です。どうぞよろしくお願いいたします。
健祥会たんぽぽ25周年 開所記念日に寄せて
令和4年4月1日
健祥会たんぽぽ 施設長 竹谷孝子