1月11日 鏡開き
久しぶりに「三番叟」が来てくれることになり、皆で楽しみに待っていました。
お人形の神様が出てきて、口上が始まると、
「おこうじんさん」と利用者様から声がかかりました。
しばらく神妙に過ごしました。
「福分け」で頭をなでてもらいました。
懐かしいですかと尋ねると、
「うちは毎年、家に来てもらいよったんよ。箱を担いできてくれて、それぞれの家まで来て拝んでくれるんよ。うちは山じゃったけんなあ。正月すぐというわけにはいかんけんど、1月のうちじゃ。」とのこと。
「昔のことじゃけど、うちも来てもらいよった」と皆がおっしゃいます。
調べると、「おこうじんさん」は荒神様で火の神様、農業全般の神様
三番叟の翁は天下泰平、長寿をもたらす神様
「おいべっさん」恵比寿様はご存知、豊作の神様、商売の神様
この一年の福をいただき、また、鏡餅からとったお持ちでおぜんざいをおいしくいただきました。