防犯に強い組織づくりを目指して
今回は、高知県室戸警察署の切詰琴子警察官に来所していただき、講習をして頂きました。
先ず座学で女性ならではの気づきや、力の弱い人でも論理的に悪漢を退治する方法等を学ぶことが出来、大変勉強になりました。
続いていよいよ実習です!
「皆さんのよく知っている ”さすまた” の使い方です。実際見たことはあるけれど、使った経験がある方はなかなかおられないのではないでしょうか」
「これを悪漢に向けるのだけでも勇気がいると思いますが、勇気を奮い立たせて頑張りましょう。このように使えばあら不思議。力の弱い私でも取り押さえることができます。ポイントを教えますのでよく見てくださいね」
さすまたを単体で使用するよりも、周囲の環境も上手く活用することもポイントです。
さすまたと壁を使用して、不審者の進路を防いで取り押さえることも可能です。
また不審者を膝をで抑えることで、動きを止めて転ばすこともできます。
では、実践!不審人物を見かけたらひるまずに相手をよく見て。この時挑発しないように。どのように捕らえるのが有効な手段か考えながらサスマタを持って自分を守りながら警告しましょう。
さすまたを見て相手がひるんでくれれば成功です。
もし向かってきたり、さすまたを掴まれたら大きな声を出して周囲に知らせて助けを呼びましょう。
相手が後ろ向きになれば、足を狙ってサスマタを使用してください。簡単に取り押さえることができます。
もちろん実際に使うことがないのが一番ですが、これを1本目につきやすい場所に置いておくだけでも防犯に繋がります。日々いろいろなことを想定して自分の身を守ることを考えてください。