日本には地域や土地に根付いた「郷土料理」が存在します。その地域の特産物を使用し受け継がれてきたその味は
忘れることのない懐かしさを感じさせてくれます。
牟岐町の郷土料理「押し寿司」は、ゆうのす(柚子酢)を入れた酢飯を型に入れて押しこみ、その酢飯の中に甘辛く味付けされた地域の具材が入っています。見た目は普通の酢飯に見えますが、中には多くの具材が入ってます。
緑風荘でも郷土料理の押し寿司を美味しく味わって頂く為、少し工夫をしてみました。
実演販売のように利用者様の目の前で料理を作ります。色とりどりの食材が並ぶと食欲がわきますね🍣
お寿司型に押し込むのですが力加減が難しい、職人の技が光ります。綺麗な花の形が出来ました。
利用者様も何をしているのか気になって見に来てくれました、懐かしの郷土料理を目の前で作って貰えて嬉しそうです。料理を見ながら思い出話にも花を咲かせました😄
話しをしているとあっと言う間に押し寿司が綺麗に並びました。昔はお祝いや祭りの席で振る舞われたいたといわれています。
とても美味しそうですね こう見ると一つ一つがすごいボリュームですが、今日はお腹いっぱい頂きます。
お皿に盛り付けて、牟岐町の郷土料理「押し寿司」の完成です。
美味しさはもちろん、知恵と工夫がいっぱい詰まった郷土料理は、地域の誇りだと私は思います。利用者様も久しく食べたふるさとの味に心が満たされたことでしょう