今回は「介護に関する基礎的な研修~糖尿病の食事療法~」について、徳島県栄養士会からご推薦いただきました岩瀬真菜美先生(むくの木クリニック)を講師にお招きし糖尿病高齢者の療養で気を付けるポイントについてご講義いただきました。
糖尿病は、初期の状態ではほぼ自覚症状がなく、ゆっくり進行します。
健康診断で血糖やHbA1cが高いといわれても自己判断で受診せず、知らぬ間に病状が悪化・合併症を発症してしまう方も・・・
そのため「早い段階での治療が大切❢」です。
高齢者の食事療法で重要なポイントは、自分に必要なエネルギー量を理解して「過度な食事制限をしない❢」こと。
それは、高齢者が急激に体重を減らしてしまうとサルコぺニア(筋肉量減少)になり、そこからフレイル→放置しておくと要介護状態に悪化してしまう恐れがあるためです。
糖尿病の食事療法では、食べてはいけない食べ物はありません。反対に、これだけ食べれば良いといった食べ物もありません。
「偏った食事をしていないか見直すことが大切❢」
炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル等、様々な栄養素を過不足なくバランスよく摂取することが大切です。
また、3食の食事に気を付けていても間食を食べ過ぎて糖質を取りすぎてしまうケースもあります。
身近なお菓子や清涼飲料水には意外と多くの砂糖が含まれていると教えていただき、驚かれる受講生の方も・・・Σ(・□・;)
今回の講義で、糖尿病の高齢者の正しい食事療法について知る事ができ、糖尿病当事者や糖尿病の高齢者を支える家族やケアワーカーの方にとっても非常に勉強になったかと思います。
改めて、食生活を見直すきっかけになれば幸いです☻
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