「在宅復帰を支援する施設」という介護老人保健施設本来の使命・役割を果たす為に、職員体制の充実・強化を図り、多職種が密に連携してケア・健康管理を行っております。
また、ご家族の介護負担軽減のための新たな提案、通所リハビリテーションや短期入所療養介護(ショートステイ)等、退所後の介護サービス等を通じ、ご利用者様が安心してご自宅等での生活に戻られるよう努めてまいりました。
その結果、在宅復帰・在宅療養支援機能において必要な要件を満たし、2021年4月より「超強化型介護老人保健施設」としてスタートいたします。
【超強化型老健とは】
平成30年4月の介護報酬改定では、施設区分が更に細分化され、「その他型」「基本型」「加算型」「強化型」「超強化型」の5種類に区分されることになりました。加算型や強化型、超強化型は、厚生労働省が定める要件を満たした在宅復帰・在宅支援機能が高いと認められた介護老人保健施設のことです。
【超強化型老健に求められる要件】
以下の10項目の実績に応じたポイント合計で70ポイント以上満たすこと。
①在宅復帰、②ベッド回転率、③入所前後訪問指導割合、④退所前後訪問指導割合
⑤居宅サービスの実施数、⑥リハ専門職の配置割合、⑦支援相談員の配置割合
⑧要介護4又は5の割合、⑨喀痰吸引の実施割合、⑩経管栄養の実施割合
ご利用者様が、これからも安心して住み慣れた地域で暮らしていただけるよう、医療・介護・リハビリ・栄養・ケアマネ等の専門スタッフによるチームワークと創意工夫で、地域の皆様に愛され信頼される施設として、より一層、努力してまいります。