先日、2階フロアでお好み焼きレクリェーションを行いました。
今回は食事レクリエーション(以下、食レク)がどのような過程で企画運営されているのかも合わせてお伝えできればと思います。
食レクはおおまかに、下記の流れで企画運営していきます。
実施日を決める
レクリェーションには人員が必要。シフト作成前に実施日を設定しておき、レクの規模に応じた人員をあらかじめ配置しておきます。
実施日が決まれば、厨房からの食事提供を中止するか等を管理栄養士と相談します。
企画を練る
レクの最大の目的は、利用者様に楽しんで頂き、マンネリになりがちな施設での生活に活気や潤いを提供する事。
企画に関しては、入居者様の希望を聞きながら担当者間で内容を詰めていきます。
全く新しいアイデアを形にするのも楽しいですし、過去に実施した食レクにアレンジを加えたりすることもあります。
行事計画書を作成する
行事計画書は、企画のタイムスケジュール、担当者、必要な経費などを具体的に記載します。
普段嚥下食を召し上がっている利用者様の対応はどのようにするかなども多職種で協議し記載しています。
食材購入などの事前準備
今回のお好み焼きレクはホットプレートを使用したので、当日慌てる事のないよう、事前にユニットに準備しました。
食材は衛生面の観点から、生ものは当日に購入し、冷蔵庫で保管するなど工夫しています。
食事レクリェーション当日
行事計画書に沿って、利用者様にはキャベツをちぎる作業に参加して頂きました。
利用者様と職員が一緒に作業することで、コミュニケーションの輪が広がり、絆も深まります。
出来上がったお好み焼きは、それはもう絶品!ソースの香りがユニット内に充満して、食欲増進まちがいなし!
予想以上に大好評で、ほとんどの利用者様が普段よりたくさん召し上がってくださいました。
行事報告書の作成
時系列に実施内容を振り返り、良かった点や、改善すべき点、実際にかかった費用を記載します。行事計画書・行事報告書・写真をワンセットにしてファイリングし、実施記録として保管します。
最後に…
介護の仕事は利用者様の日常的な介護だけではありません。「毎日にいろどりや潤いを提供したい!」「少しでも何か楽しんでもらいたい!」という職員ひとりひとりの想いをかたちにした物のひとつがレクリエーションです。これからもマリアンヌでは、日々の生活を豊かにする楽しみの提供に力を入れていきたいと思います。