加尾・お龍

防災訓練:前編(自然災害編)

四国地方では観測史上最も早く、最も短い梅雨が明け、連日の猛暑が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日、この暑さに負けないくらい熱い熱い防災訓練を行いましたので、「自然災害」と「火災」の訓練を前編・後編の2回に分けて、ご紹介させていただこうと思います。

 

施設では年2回の防災訓練が義務付けられており、半年に1回のペースで行っています。

訓練内容は以下のとおりです。

①地震や洪水などの自然災害が発生した場合の対応とBCP(事業継続計画)に沿った訓練

②施設で火災が発生した場合の、初期消火・通報・避難誘導訓練

③水消火器を使った消化訓練など

※実施の度に多少の内容変更がありますが、今回はこのような感じです。

 

それでは、順番にご紹介していきます。

まずは、訓練の前にそれぞれの役割の確認と訓練がスムーズに行えるように入念な打ち合わせを行います。

 

職員の皆さん 真剣な表情で聞いてますね。

入居者様も何事かと一緒になって聞いてくださいました。

 

さあ、訓練開始です。

①自然災害(地震)が発生した場合の対応と発生後に事業を継続していくための初動訓練からスタート。

 

地震発生!!!

揺れがおさまるまでは利用者様も職員も自分の身の安全を守ることが最優先となります。

  

地震がおさまった後は、避難口の確保、ガス・ブレーカーなどのチェック、利用者様の安否確認など、手分けして役割にあたります。

 

災害対策本部には、チェック担当者からの情報が続々と集まってきます。

    

これらの情報を基に使用可能な設備や不足している物品などを洗い出し、被災直後から事業を継続していくための初動訓練を行っています。

 

余談ですが、健祥会グループの施設には災害時に固定電話や携帯電話、PC等の一般的な通信手段が使用できなくなった場合を想定し、法人本部を含め全施設間で連絡が取りあえる『IP無線機』なるものを各施設に1台配備し、訓練の際には必ず使用しています。

大きな被害を受けた施設に物資や人材などの支援がいち早く届くように、発災直後から利用者様の生活を守る体制をグループ全体で構築しています。

次回(後編)は、火災が発生した時の訓練をご紹介します。

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