皆様は買物に出かけることはありますか?
直接お店に行く人もいれば、オンラインショップを利用して家にいながら買い物をしている人、通販など世の中には多種多様な方法で買い物を行うことが出来ます。
普通に生活をされている人にとって買物は何気なく行う生活の一部になっているはずです。もちろん、ストレス発散でいわゆる「爆買い💣」する方もいるかもしれませんし、お金を使わずに品物を見て楽しむ「ウインドウショッピング」のような形を取られる方もいるかもしれません。一人で買い物をする人もいれば、友人やご家族と一緒に買物に出かけることもあると思います。
いずれにしても、買い物をしていると自然と色々なことを考えるきっかけになり、刺激に繋がっていると思います。
若年者であっても、高齢者であっても自然と得られる刺激はやはり大切なものです。
なかなか入居者の方と買物に出かけることが出来ていませんでしたが、ある時職員から「自分が担当している入居者の方と一緒に買物に行ってきてもいいでしょうか」と提案がありました。
ご家族からの許可も得て、いざ買物に出かけることに
久しぶりの買物だったためか、
「久しぶりにお店に入ったら、何を買ったらいいか悩んでしまうわ」と一言。
「せっかく来たから、ゆっくり見て回りましょう」とお伝えし、店内をぐるりと回っていると
「あれも良いな。いや、こっちも良いな。見れば見るほど欲しくなってしまうわ」と嬉しそうに話をされています。
「これから気温も下がってくるため、何か着る物も買いませんか」とお伝えすると、
自分でジャンパーを選び
「これ似合ってるだろうか?これが良いな」と満足した様子。
買物が終わると「連れてきてくれてありがとうな。また一緒に行こうな」と笑顔がみられていました。
この言葉、この笑顔を引き出せたことは介護に携わる職員にとって最高の瞬間です。
それでは、今回はここで終わりにしようと思います。
次回の更新をお楽しみに。