皆様のお住いの地区でも同様にこの時期に行われるのが、地域住民総出で行われる用水路の一斉清掃ではないでしょうか。
田植えが行われていない地区には馴染みが薄いかもしれませんが、これはまさに「夏の入り口の風物詩」の一つです。
他に、夏の入り口の風物詩として思い浮かぶのは「蛍(ほたる)」などもあります。
突然「なんで蛍?」と思われたかもしれませんが、先日自宅の前で偶然見かけました。
飛んでいたのは、1匹だけでしたが「ああ、もうそんな時期になったんだな」と思うと同時に「この辺でまだ蛍が見れるんだな」と少し嬉しくなりました。
私の住んでいる地区は田んぼが広がる、はっきり言って田舎です。幼少期には「某スタジオ〇ブ〇映画」で見るような、一面に蛍が飛び交う光景が広がっていましたが、道の整備や用水路がコンクリートに置き換わるにつれて、一時期まったく見かけることができなくなりました。
蛍が生息するためには「きれいな水が流れていること、水の流れが穏やかなこと、植物でおおわれた緑地があること」などが挙げられます。
管理や清掃、水入れなど、コンクリートで整備された用水路はもちろん便利ですが、利便性と自然との共生は難しい課題ですね。
皆様の地元はいかがでしょうか?
私は、蛍が生息できる自然が残っている地元で本当に良かったと思っています。
さて小話はここまでとして、ここから本第に入りたいと思います。
「健祥会シェーンブルン」「健祥会たんぽぽ」「マリアテレジア」に遅れること1週間、先日5月12日の日曜日にいこいが位置する地区の地域清掃も行われました。
今回は田んぼに水を引き入れるための側溝の掃除を行いました。日曜の朝早くから地域の方が集まり、各々に掃除を開始。
「いこい」も割り当てられている施設前の側溝の掃除を実施。思いのほか綺麗な状態であったため、施設前の清掃自体はあっという間に終了しましたが、事業所以外の清掃は終わっていない箇所もあり、地域の方と合流し側溝周辺の草抜きなども実施。
土や草はもちろんのこと、やはり気になるのは捨てられているのか飛んできたものかは分からない、空き缶やペットボトル、たばこの吸い殻など様々なゴミなぜこんな所に・・・と思うような所にもゴミがと思いながら黙々と作業を行っていると、地域の方から声をかけてくださることも。
掃除が終わり、解散となった際に「いこいさん、またこれからもよろしく頼みますね」と言っていただけました。
「健祥会いこい」として5か月目になりますが、「健祥会いこい」として地域の方との交流は初めてであり、まだまだこれから地域の皆様のお役に立てる事業所であり、気軽にお立ちよりいただけたり、必要としていただける事業所となれるように努力していかなければと改めて感じた1日となりました。
それでは、次回の投稿をお楽しみ