以前、学びについて『何気無い会話の中から、何を学び取るかはその人次第ですが、・・・』と投稿したことがありますが、今回も新たな学びがありましたので皆さんにご紹介したいと思います。
先日、ある入居者様と生まれ年の話をしていると、その中で聞きなれない言葉を聞きました。
生まれ年で比較的によく上げられるのが十二支ではないでしょか。
うちの娘は『ひのえんま』でねと言われました。まさにイラストの通りの?が浮かびました!!と同時に、無知な私は珍しい干支ですね、それって何年なんですか?と再度確認。
「何年っていうんではなくて・・・。」「ひのえんまよ」と同じ言葉を繰り返される為さらに
周りの職員に尋ねると、当然のように「えっ知らないんですか??」「これくらい常識ですよ」と言われる。それを聞いていた入居者様から追い打ちをかけるように「八百屋お七もそうだったんでよ」と言われる。周りは「そうそう」と知っているのか知らないのか別として「ウンウン」とうなずいている。分からない私は一人。
これは、まずいと思い他の職員に助けを求めるように片っ端から尋ねてみるが返ってくる言葉は「えっ・・・知らないんですか・・・」と哀れみの視線が。
耐えきれず、二回目の召喚。「助けて猫型ロボット」は無理なので、今回もインターネットの力を借り調べることに。
ひのえんま→ひのえうま(丙午)
「丙午」の「丙」とは、西暦の末尾が6の年に回って来るようで、その年の「午年」が「丙午」のようです。
本来の意味は以下の通り。
「丙」には「太陽・派手で華やか」という意味があると言われています。太陽のように生命力に溢れて、活発な様子を表す言葉です。
「丙午」は「丙」が持つポジティブな要素が、「午」と組み合わせられることでさらに活発となるという意味があるとも言われているようです。
ただし、世間一般で広く流布されている『丙午』は特に女性が悪く言われがちなようです。※調べてみるとたくさん出てきます。
古くから言われていることだから、多くの人がそのように言っているからとその言葉を鵜呑みにするのではなく「どんな年に生まれても、人にはそれぞれ個性があり、育った環境や本人の考え方などによって性格は変わるんだと」とブログを見ていただけた皆さんから考え方を転換していってみませんか。
今回は、「丙午」という言葉から、干支は単に十二支だけでなく「十干十二支」(じっかんじゅうにし)で構成されているということが分かりました。
様々な言葉がある中で、自分の知っている言葉がいかに少ないか、人生の先輩には教えていただけることがまだまだあるのだと改めて実感する一日でした。
※今回も、授業で習っていたら先生ごめんなさい
それでは、次回の更新をお楽しみに