デイセンター一心太助では、利用者様に季節を感じていただくため、様々な行事を実施しています。
5月5日は「端午の節句(こどもの日)」ということで、菖蒲湯を実施しました。
こどもの日に菖蒲湯に入る由来は、古代中国からきています。雨季を迎える5月は病気や厄災が増えることから、月のはじめの厄払い行事として始まりました。菖蒲の持つ強い香りが邪気を払うとされていたため、菖蒲を利用したようです。
菖蒲が浮かんだ湯をご覧になり、多くの利用者様が笑顔になられ、「今日はこどもの日やな」「菖蒲湯なんて久しぶり」とおっしゃっていました。ご家庭であまり菖蒲湯をされない利用者様もいらっしゃいましたが、「健康でいられるように菖蒲の葉を撫でておこう」と楽しまれていました。
また、湯船に浸かられながら他の利用者様と端午の節句について話をされ、自宅に孫さんがいらっしゃってお祝いしたことや、柏餅が美味しすぎて食べ過ぎたことなど、会話が弾んでいました。
菖蒲湯は、リラックス作用や血行増進が期待できるほか、肩こりや腰痛予防にも効果があると言われています。利用者様がこれからも健康で自分らしく過ごせるようにサポートできるデイサービスを目指していきたいと改めて思いました。