健祥会彦左・一心太助

令和４年４月１日。
私が介護福祉業界に身を置き１８年目の春。
私は、１６年目を迎えたグループホーム健祥会彦左・デイセンター一心太助の管理者となりました。
グループホーム入居者の皆様、デイサービスセンター利用者の皆様、ご家族の皆様、初めまして。松田 圭司（まつだ けいし）と申します。
私は、健祥会グループに採用されて以来、介護の現場、介護福祉士養成の現場、居宅介護支援（在宅生活を送る高齢者のケアマネジャー）の現場と様々な現場に従事させていただきました。これまでの経験の一つの集大成として、この度拝命を受けました管理者という役職を全うできるよう、それぞれの専門職、スタッフと一丸となり、皆様の日常生活の中で潤いとなる時間を提供できるよう試行錯誤の一年としていく所存です。

私が介護福祉士を目指し、徳島健祥会福祉専門学校（現：専門学校 健祥会学園）に在学中、恩師の「利用者様が亡くなった時に涙を流すような介護をしてはいけない」という言葉がとても印象に残っております。そして、１８年前の４月１日、恩師の言葉を自分なりの解釈で「縁あって人生にかかわることができた利用者様を失った悲しみの涙は流しても、後悔の涙は流してはいけない」つまり、「今が最後のつもりで、できる限りの介護を提供する」という介護観を胸に介護福祉士としてのスタートを切りました。そして、後悔の涙を流さないために心掛けてきたことを３つご紹介させていただきます。

１． 入居者様、利用者様の行動や言動から、
持っている能力や可能性等、プラス面に気づくこと
２．「できない」と先入観を持たず、
どうすれば「できる」かを考え、試行錯誤を繰り返すこと
３．入居者様、利用者様と会話をする際、
その方々の視界に入り、表情を観ながら話すこと

立場は変われど、初心は変わらず
皆様の笑顔に思いを馳せ、上記のことを今年度の実践事項とし、私が率先し職員が同じ方向を向いて実践できるよう、職員とともに取り組んでまいります。

いくつになっても人は成長できる

皆様が昨日より今日が幸せになりますように

令和４年４月
グループホーム健祥会彦左
デイセンター一心太助
管理者　松田 圭司