ひかり・しののめ

震度6強の南海トラフ巨大地震が夜間帯に発生したら…施設はどうする?

40年以内に90%の確率で発生するとされている、南海トラフ巨大地震。

記憶にも新しい、阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、能登半島地震 等など。

我々は、これだけ多くの震災を経験し、かつ防災に対する意識も高まってきているにも関わらず、どこか、自分が住んでいる場所が被災するイメージを想像することは容易ではない。

 

これは、人間が生きるために必要な心理的判断とも言えるのです。

 

自分に都合が悪い事実を受け入れない…。

自分が生存している事実しかみない…。

 

この場に集合した、関係者一同も経験値が様々であり、何度も何度も繰り返し防災訓練を実践することで、ようやく見え始める何かがあります。

 

 

 

経験して、ようやく理解できることも多いですが、南海トラフ地震! こればっかりは、高く見積もるしかありません。

 

本日、夜間帯を想定した防災訓練への要請を各機関へ依頼したところ、

みよし広域連合より消防署長と溝口隊員。

三好市消防団 白地地区より、崎川分団長、吉塚部長。

城地区自治会より、中矢会長が、参加してくださいました。

 

    

    導入前オリエンテーション        導入後オリエンテーション

  

  施設周辺の土砂災害エリア          消防団による積極的な発言

 

 

国が示す通り、より実際に近い防災訓練をすることは、正しくて、震災のニュースでも、みんなで助け合って生存している情報が発信されています。

 

 

中矢会長によると、ひかりしののめが根付く、この地域には、85軒の家屋があり、内7名の要配慮者が生活をされているようです。

地域密着型高齢者施設が持つ機能と役割を、社会資源と認識し、有事の際には、助け合う拠点となってほしい。

この地域にとって、無くてはならない存在であると、話されていました。

 

誰一人、取り残さない。

全員で生存するために、これからも防災訓練を通じて、個人の力量と団結力を高めていきます。

 

入所者の皆様、地域の皆様、そして職員の皆さん、本日は大変お疲れ様でした。

 

  

    避難経路を確認中             避難誘導を見学

    

      BCP発動!!             入所者様の安否確認中

 

 

 ダブルGMによる消火器の手本写真

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