毎年 11月11日は【介護の日】
「いい日、いい日、毎日 あったか介護 ありがとう」
今年は地域の方に認知症や災害への備えについて知ってもらおうと
企画しました。
健祥会学園 細田 章 先生をお招きし、
地域の高齢者、居宅介護支援事業所ケアマネ、児童、生徒等の皆さんに
【VR】で認知症・災害を体験していただきました。
【VR】って何?と思う方もいらっしゃると思います。
【VR(バーチャル・リアリティ)】とは、コンピューターによって創り出された仮想的な空間などを現実であるかのように疑似体験できる仕組み。
Wikipediaより引用
まずは認知症体験から
アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症を体験していただきました。
アルツハイマー型認知症のVRではビルの屋上に立っている風景が見えており、介護者が一歩前へ出るように声を掛ける場面です。
実際は車から降りるだけですが、アルツハイマー型認知症の方にはビルの屋上に立っているような恐怖感があり、なかなか一歩が踏み出せません。
職員も知らなかった世界を体感…
実際の写真がこちら
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レビー小体型認知症では主に幻視(実際にないものが見える)の症状があり、VRでは、いるはずのない所に人や動物などが見えているという貴重な体験をしていただきました。
実際に認知症の方が日常生活で感じていることを体験することで認知症の方を理解し、寄り添った優しい声かけが大切であるとわかりました。
災害体験では自宅で地震が起こった状況を代表者1名に体験していただきました。
周りの家具や物が散乱する中で、机の中に入り、頭や体を守ることがいかに大事かということがわかります。
地震が起こった時に備えて、家具の配置や固定、割れたガラスを踏まない様にスリッパや懐中電灯を置く等、今からできる事をしておくことが大事です。
お帰りの際には施設で使用している移乗サポートロボット(Hug)も体験していただきました。
「最近はこんなんができて便利やな」
「持ち上げんから介護者も腰痛になりにくいな」
と最新の介護ロボットに驚きの声をいただきました。
今回、お忙しい中、ご来場していただいた方、講師をして下さった細田先生にお礼を申し上げます。
ふるさと那賀では介護についての相談を受付けておりますのでお気軽にご相談ください!!