新年度を迎えて
春うららかな季節を迎え、皆様方におかれましては、ますますご健勝のことと存じます。
新年度を無事にスタートできましたこと、心より深く感謝申し上げます。
昨年度、新型コロナウイルス感染症への考え方等が大きく変化したことにより、利用者様や私たちのライフスタイルは、会いたい人や地域と繋がることができる、明るい未来に向かって歩み始めることができました。
令和6年度は、介護や医療の制度改正の年となり、複雑化する社会課題に対応するために様々な変更点が示されているところです。とりわけ、高齢者施設従事者に対する処遇改善が設けられたことについては、大変嬉しく思います。利用者様や地域社会からの応援に応えるべく、サービスの質向上・地域貢献に向けて、より一層取り組みを推進して参ります。
私たちは昨年度から、「こころ」と「digital」の融合に取り組んでいます。「こころ」とはグループの原点であり、「digital」とは科学技術やロボットを意味しています。人としての優しくあたたかな心を礎とし、先進機器を効果的に活用しながら、利用者様の安心・安全・快適なケアの構築、生活環境の整備に力を注いで参ります。
当施設がこの地に開所し20余年。地域の皆様が、安心して暮らせる地域社会の実現を目指し、地域の皆様の明日を想い、一歩ずつそのあゆみを進めて参ります。今後ともご指導を賜りますようお願い申し上げて、新年度のご挨拶とさせていただきます。
令和6年4月1日
健祥会バイエルン
施設長 井出 主樹