爽やかな鶯のさえずりとともに、光り輝き桜と春の花が一面に咲き誇る光景に、コロナ感染症拡大で3年間に及んだ行動制限による辛かった過去は消え、年度初めの志しを熱く感じています。
年始に健祥会グループ中村太一理事長からのビデオメッセージが届けられました。その中で「私たちの原点は人としてのあたたかな『こころ』です。」と述べられました。全てに「初心を忘れず」選ばない、断らない、諦めない。高齢者福祉という任を担い、大切な命を守るために今後も気を緩めることなく職員一丸となって利用者様に常に寄り添い、個別ニーズに対応した高品質ケアを実践いたします。
5月からはコロナ感染症も5類となることに先んじて、今まで利用者様にもご家族にも直接面会が思うに任せずつらい思いを強いてきましたが、4月からは面会を緩和していこうと思っています。ご家族と職員、施設との絆を一層深め、利用者様の自立支援、生きがいに繋がればと考えます。
新年度スタート直前の3月末に介護福祉士国家試験の合格発表がありました。グループでもEPA介護職員の多い当施設、今回も3人が受験し見事全員合格。制度始まって以来合格率100%を維持し、後輩のやる気と日本人先輩職員にとっても「心はひとつ」明るいトップニュースで年度スタートの励みとなりました。
超高齢社会と人口減少・少子化さらに物価高騰が暮らしを直撃していますが、今こそ桜の大木のように根を強くはり、職員が力を合わせサービスの質向上と、社会福祉法人として地域社会への貢献に努め、選ばれ求められる施設づくりに邁進いたします。
令和5年度、施設の主な取組はLIFE活用による科学的介護の推進。そして、協力医療機関との連携による地域包括ケアシステムの中核を担う「地域まるごと医療・福祉」の進化と深化を掲げ、住み慣れた地域で安心して生活できる支援体制を構築します。
今後も、どうぞ変わりませず皆様のご支援、ご指導を宜しくお願い申し上げます。
令和5年4月
老人保健施設 健祥会バーデン
ケアハウス リブレ
管理者 赤松 美幸