5月のこどもの日を過ぎた途端に
ご家族から、入所されているお母さんのもとに
次々とお花や衣類、化粧品におやつ等々が届けられた。
コロナ禍で面会自粛としていることに「薄情者!」と、わが身を叱りつつ笑顔で預かる。
ご家族に代わって、入所されているご本人様個々に届けると、どの贈り物もその方にピッタリ似合っているのに驚かせられた。花も服も、化粧品も、そして好みのおやつも。
手渡すと、どなたも満面の笑みで喜ばれ、中には手を合わせて拝むようなしぐさをされた。
家族の愛を分けて頂き、涙が溢れそうになるのをぐっとこらえて「やっぱり、家族さんには敵わないね。とっても似合ってますよ。」と声をかけるのが精一杯。
「そうなあ、似おとるかい。」と言いながら、笑いが止まらない。
入所者様から、次に返ってくるのが「みんな『娘・息子・嫁』、元気でしょんかいの?」という言葉です。頭に浮かんだのが「親思う、心にまさる親心。」いつまでたっても子供は子供。
偉大なる母の愛に感動。
工夫して可能な範囲の面会としているも、身近で触れ合っての直接面会ができる日が、早く来ないかと願ってやみません。
ささやかながら、バーデン「母の日」の一日。
一方リブレでは外出行事を段階的に再開しており、母の日にあわせて希望者を募り、東かがわ市にある與田寺(よだじ)を参拝しました。
與田寺は厄除けで有名で、今回は「コロナ感染症」という厄を追い払う意味も込めてお祈りしました。
ドライブを兼ねた外出行事でしたが、お天気にも恵まれ、参加された方からは「来て良かった」「良い気分転換になった」という声が多く聞かれました。
一日も早く、コロナ感染症を気にしなくても良い日常が取り戻せますように・・・。