昭和54年4月。徳島市中昭和町で育英保育園として開園して45年。令和7年度からは、新たな地でスタートすることになり、既存の園舎で開催するまつりは、今回が最後となります。今年は、「45年ありがとう、未来にむかって新たな一歩」をテーマに11月9日、さわやかな秋晴れの中、開催しました。
ステージでは、これまでの45年で出会ってきたヒト・モノ・コトの想いを新園舎に繋げていきたいとの思いで生まれたTUNAGUプロジェクトイベントが行われました。まず初めに、中村太一理事長、中村晃子常務理事が思い出深い品(布製品)の端と端をしっかりと結んでいただき、その結びをスタートに参加者全員が結びを繋げました。
3,4、5歳児の踊りでオープニングを飾ると、続いて昭和小学校ブラスバンド部の演奏で秋まつりスタート!!
ステージでは盛りだくさんの楽しい催し物が行われました。職員によるサイエンスショーでは、大きな空気砲やシャボン玉が披露され、観覧席からは、「ワ~、すごいー」と大きな歓声が園庭いっぱいに響き渡りました。
レストランコーナーやくじ引きコーナー、ぷかぷか動物すくいコーナー、宝つりコーナー、忍者ゲームコーナー、フォトコーナー、手提げバックのワークショップ、45年のあゆみコーナーなど在園児や卒園児、地域の方などたくさんの方でにぎわっていました。
あゆみコーナーでは、昔の写真や文集を見て、「懐かしいな~!」「お部屋は、広く感じたけど、今は小さく見えるなぁ」など一期生卒園児のご家族も来場してくださり、子どもの頃、過ごした園舎を見て、「プール、まだあるんですね」「入って遊んだわー」と懐かしんでいました。
まつりのフィナーレは毎年恒例の阿波踊り!! 園児と卒園児、保護者、職員、地域の方みんなで輪踊り「踊りは、いくえい〜」を楽しみました。
秋まつりの翌週一週間はWEEKDAYとして、園開放しました。当日来られなかった卒園児や保護者の皆様にたくさん足を運んでいただき、園舎で過ごしたことを思い出し、こんなことがあったなど昔話に花を咲かせていました。その光景に45年の歴史を感じるとともに、育英がたくさんの人の思い出の場所となっていたこと、卒園児同士、久しぶりに会った同級生と連絡を取り合うきっかけになったことなど、人と人をつなぐ機会を作れたことに、感謝です。これからも、育英で出会った人が大切な場所と思ってもらえるよう、45年の思い出を新園舎へとにつなぎ、未来にむけて新たな一歩を踏み出そうと思います。